今日の日経平均株価 市況 2024年8月9日(金)  | 初心者と学ぶ株式投資

初心者と学ぶ株式投資

ご覧いただきありがとうございます!
このブログでは投資初心者の私が日々の株式市場の様子や株式投資に対する様々な疑問を1からわかりやすくまとめていきます。
いいねやコメント、フォローなどもお待ちしております!

 

今日の日経平均株価  

 

*個人の意見も含まれます。

*ここで紹介している銘柄は推奨しているものではありません。

*あくまで、投資は自己責任、自己判断でお願いします。

 

今日の日経平均株価 35,025.00 前日比+193.85上矢印

現在の日経平均株価 日経先物 CME

 

今日の為替 ドル円(15:00時点)147.001 前日比-0.141(円高傾向)上矢印

 

現在の為替 ドル円 為替 ドル円

 

前日の米国市場 

電球概要

8日の米国株式市場は反発。

ダウ平均は683.04ドル高(+1.76%)の39446.49ドル。

ナスダックは464.21ポイント高(+2.87%)の16660.02。

S&P500は119.81ポイント高(+2.30%)の5319.31で取引を終了した。

 

虫めがね要因

週次失業保険申請件数が予想を下回ったため安心感が広がり、寄り付き後、上昇。

労働市場や景気の悪化懸念が後退し、終日堅調に推移した。終盤にかけては、上げ幅を拡大し終了。

 

今日の日経平均株価 市況 

電球概要

大引けの日経平均は前日比193.85円高(+0.56%)の35025.00円となった。

東証プライム市場の売買高は25億4744万株。

売買代金は6兆3348億円。

業種別では、非鉄金属、その他金融業、サービス業、銀行業、卸売業などが上昇した一方、電気・ガス業、空運業、ゴム製品、陸運業、金属製品などが下落した。

東証プライム市場の値上がり銘柄は74.4%、対して値下がり銘柄は23.8%となっている。

 

虫めがね要因

米国株の大幅高を受けて、東京市場は買い優勢で取引を開始した。

為替も1ドル147円水準と前日比ではやや円安ドル高に振れたことなどから、日経平均は35000円台で開始した後、35671.31円まで上げ幅を拡大した。

買い一巡後は、3連休前などが意識されて前日比マイナス圏に突入する場面が見られたものの、なんとか35000円台で取引を終了。

なお、8月限オプション特別清算指数(SQ値)は35661.68円(速報値)となった。
 

9日の東京株式市場で日経平均株価は反発し、終値は前日比193円85銭(0.56%)高の3万5025円00銭だった。

前日の米株式市場で主要3指数がそろって上昇した流れを引き継いだ。

外国為替市場で円相場が円安・ドル高基調で推移したことも買い安心感につながった。

朝方は上げ幅が一時800円を超えたが、午後に入ると3連休を前に持ち高調整売りや利益確定売りも出て下げに転じる場面があった。下げ幅は一時400円に迫り、日中値幅(高値と安値の差)は1225円と8日連続で1000円を超えた。

8日の米市場ではダウ工業株30種平均が大幅反発したほか、ハイテク株の上昇が目立った。8日発表の週間の米新規失業保険申請件数は前の週から減少したうえ市場予想も下回り、7月の米雇用統計をきっかけに広がっていた米景気後退への警戒感が和らいだ。

リスク許容度の増した投資家の資金が日本株にも流入し、9日の東京市場でもソフトバンクグループ(SBG)などハイテク関連株の一角が買われ、日経平均を押し上げた。

もっとも買い一巡後は売りに押され、日経平均は午後に一時下落に転じた。過去最大の下げ幅を記録した5日前後に主力株を買ったヘッジファンドなどの海外短期筋が、3連休を前に利益確定売りを出したとの見方が聞かれた。市場では「週末に大きなイベントが控えているわけではないが、ボラティリティー(相場変動率)が高い局面では投資家の不安心理が強く、週末を挟まずに利益確定売りを出して現金化を急ぐ動きがみられた」(国内証券トレーダー)との声が聞かれた。

日経平均の予想変動率を示す日経平均ボラティリティー・インデックス(VI)は45と、前日から低下したものの投資家の不安心理が高まった状態とされる20を大きく上回る。

 

今日の日経平均株価 ポイント 

 

1.日経平均は193円高と反発、後場に一時下落する荒い値動きに
2.前日のNYダウは上昇、雇用指標が底堅い内容で景気不安が後退
3.日経平均の1日の値幅は1200円超と乱高下状態が続く
4.東エレクが高く、三菱UFJや伊藤忠、日立などが値を上げる
5.地震への警戒感からJR九州や九州電力、四国電力などが下落する

 

今日の日経平均株価 テクニカル 

 

9日の日経平均は反発し、終値は節目の35000円を再び上回った。

4日連続で下値を切上げて5日移動平均線を下回る場面はなかった。反面、5日線自体は下降を継続、ローソク足は陰線を描いており、強弱の対立が窺える。

パラボリックは買いサン点灯2日目で短期的な上昇基調継続を示唆し、25日線との下方乖離率は9.37%とバウンドを期待できる水準だが、株価上方では25日線が75日線を下回ってデッドロス(DC)を形成しており、中長期の下落トレンド入りのリスクにも留意が必要となろう。

 

今日の為替(ドル円) 

電球概要

9日の東京市場でドル・円は反落。日経平均株価の堅調を見込んだ円売りが先行し、朝方に147円80銭まで上昇。ただ、日本株が下げに転じた場面で円買いが強まり、午後は146円72銭まで値を下げた。その後は円買い一服で、ドルは147円付近で推移した。

 

虫めがね要因

東京外国為替市場の円相場は底堅く推移。前日の米国株高や日本株の上昇を受けた投資家心理の改善で1ドル=147円台後半まで売りが先行したが、株価が下落に転じるのに伴い、一時買い優勢となった。

3連休やお盆休みを前した輸出企業の買いも円の支えとなった。

あおぞら銀行の諸我晃チーフマーケットストラテジストは、日本株や米国株先物、米金利の低下にあわせて円買いになったと説明。「米新規失業保険申請件数の改善が安心感にはつながったが、市場全体のボラティリティーも高いため、まだ警戒は緩められない」と述べた。

 

 

今日の値上がり値下がりセクター 

上矢印値上がりセクター

1位 非鉄金属

2位 その他製品

3位 サービス業

4位 銀行業

5位 卸売業

 

下矢印値下がりセクター

1位 電気 ガス業

2位 空運業

3位 ゴム製品

4位 陸運業

5位 金属製品

 

 

今日の注目ニュース 

炎大荒れ相場でタカからハトに変わった日銀、真意を計る市場の千思万考

 

7月30-31日の日本銀行の金融政策決定会合で植田和男総裁が発したメッセージは明快だった。円安はリスクであり、利上げは続く可能性が高いというものだ。

総裁の明らかなタカ派化に対する市場の反応は厳しく、円相場は対ドルで3%以上急騰し、日本株は1987年以来の大暴落となった。これに対し内田真一副総裁は7日、市場に新たなメッセージを送った。株価や為替相場が不安定な状況で利上げは行わず、当面は現行の金融緩和を維持すると述べ、ハト派姿勢を明確にした。

市場不安定な状況で利上げしない、当面現行緩和を継続-内田日銀副総裁

内田副総裁の発言を受けて円相場は下落に転じ、市場はやや落ち着きを取り戻した。しかし、朝令暮改とも受け止められかねない一連の発言に投資家は当惑している。

サクソ・マーケッツの為替戦略責任者チャル・チャナナ氏は「日銀のコミュニケーションはボラティリティーをさらに高めるだけだろう」と指摘。「日銀が見解に一貫性を保ち続ければ、少なくともパニック的な市場変動や、円や株式相場の不必要な乱高下は避けられるだろう」と語った。

 

 

この記事の全文                  大荒れ相場でタカからハトに変わった日銀、真意を計る市場の千思万考