私たちは運命共同体
離婚したばかりの頃
私の収入は、今よりずっと少なくて
給料日前の財布の中身は
毎月お決まりのすっからかん
正確に言うと
給料日にお金が入ったとて
支払う分を振り分けると
わずかな金額しか残らないので
まぁ
毎日がすっからかん状態だったのは
言うまでもありません
そんな貧しい生活でした
悲しいかな
このルーティンは長く続きました
そのおかげか
生活の知恵もつきました
たとえば
洗濯用洗剤が買えないときは
洗濯機に食器用洗剤を投入して
洗濯することもありましたし~
長いこと
我が家のティッシュペーパーは
トイレットペーパだったり~
これくらい
全然へっちゃらですぅ~~~
そんなある日のこと
給料日の前日です
どこをどう探しても
財布に10円玉しかありません
「今日の夕ご飯をどうしよう・・・」
かろうじて
ご飯とみそ汁(具なし)は作れそうだけど
冷蔵庫の中も空っぽ
納豆ひとつありませんでした
私が途方に暮れていると
当時
小学一年生だった三男が
「俺がお金貸してあげるから買い物に行こう!」
なんと
彼の全財産である200円を差し出してきたのです
「おぉ~!貸してくれるの?ありがとう!!」
私は、素直に喜んで →(ダメ母かも)
三男と買い出しに行きました!
買い出しと言っても
予算は200円
スーパーの食品売り場を
三男と一緒にぐるぐる回って
三男の好意を無駄にしないよう
低予算でも満足度の高い食材を探さなければ
そんな意気込みで見つけたのが
冷凍のメンチカツです
2個入りで、1袋のお値段が100円
これを2袋買って200円
これなら
一人1ケずつ食べられます
さっそくいそいそと買って帰り
その日の夕食はメンチカツ定食となりました~
👏👏👏👏👏(パチパチパチパチ)
↓こちらがイメージ写真です
↓正確にはキャベツなし(ひとり1個)
三男のおかげでみんなおなか一杯
その日の夕飯は
三男のファインプレーの話題で盛り上がり
三男はお兄ちゃんたちにめちゃくちゃ褒めらるという
こんな幸せもあるんだなと・・・
三男ありがとう!
私たちは、運命共同体
赤信号みんなで渡れば怖くない
かもね
つづく