楽天同志より送られてきたレポートです。ご一読ください。

 

楽天です。九月末に「群馬・古寺巡礼」に参加し、途中で寄った埼玉県熊谷市で面白い大黒天と出会いました。霊場巡拝「大黒天あれこれ」編の第一回として報告します。その大黒天とは、「碁を打つ大黒天」なのです。(正確を期せば、「囲碁の対局を観戦する大黒天」ですが)

 

【写真1】を見てください。頭に手をやり苦戦しているのが布袋尊で、今まさに黒石を置こうとしているのが恵比寿様。それを観戦しているのが大黒天です(右手奥)。色彩も鮮やかな見事な透かし彫りです。

どこにあるかというと、埼玉県は熊谷市にある真言宗の妻沼歓喜院(聖天山)にあります。ここは日本三大聖天のひとつとして有名です。

 

国宝に指定されている御本殿は、正面から見ると【写真2】こんな感じで、あまり変わり映えしません。ところが、拝観料を払って内垣に入るとビックリ【写真3】、日光の東照宮と同じ権現造りで、豪華絢爛なキンキラキンの造りなのです(造った宮大工は東照宮の大工の弟子たち)。

 

ボランティアガイドの案内で間近に見ながら見学すると、本殿の壁一面がこんな感じです【写真4】。【写真5】は軒下の部分ですが、孔子と老子、お釈迦様が雑談?しており、子供たちがナマズ?と綱引きしている彫刻もありました【写真6】。

ともかく楽しいお寺です。熊谷方面に行かれた折には、立ち寄ってみてください。

 

なお、歓喜院の本尊である歓喜天(読み方は「かんきてん」ではなく、「かんぎてん」が正しい)は、略称「聖天」(読みは「しょうでん」)と言い、インドの神ガネーシャに当たる。頭はゾウで、夫婦が抱き合った夫婦双身像であり、夫婦和合、安産、子宝、財宝の神として尊崇されている。本尊は秘仏で見ることは出来ない。関西では生駒・宝山寺の聖天が有名だ。訪れた歓喜院では、「縁結びの霊験あらたか」と宣伝していた。

 

小生は有志の霊場巡拝グループに参加して各地の寺院を巡っており、行く先々で大黒天に出会う。これまでも「月刊不動尊巡り」で折々に報告してきたが、今後は霊場巡礼「大黒天あれこれ」編としてお送りしたいと思っています。乞うご愛読!