BEP療法3クールが終わり、1カ月後に手術をすることになった。


子宮、左卵巣、残存腫瘍のある部分の摘出。

一時的にでもストーマになる可能性があり、尿道カテーテルを入れるかもしれないとのこと。

開けてみてのお楽しみである。👊


抗がん剤治療が終わってからも検査はあったが、変化なし。

抗がん剤は効いていて、元々から半分程度の大きさになった。それでも、綺麗さっぱりにはならなかった。



結果から言うと、ストーマにもカテーテルにもならなかった。


1度目の手術の時に子宮裏、左卵巣、直腸にこびり付くようにあった腫瘍は、抗がん剤によって子宮裏と卵巣のみになっていた。

再発部分は、子宮裏と卵巣に残っていた場所からだった。

セルトリライディッヒ細胞腫は、複数の種類の細胞が混ざった腫瘍である。低分化型のため、悪性度が高い。たまたま、直腸にすぐ大きくなるような細胞がなかっただけなのかもしれない。


やっぱり胃腸炎じゃなかったという…


腹水は陽性。追加の抗がん剤治療が決まる。

子宮も卵巣もなくなり、妊孕性が完全になくなった。


腫瘍を取った結果、死んでいる細胞腫だの、なんか色々見つかった。


女性ホルモンを作れないので、腫瘍の病理次第でホルモン治療を始めることになる。



ただ、肉眼で見える腫瘍は全て取り除くことが出来た。これはとても大きいことだと思う。

追加の抗がん剤治療は嫌ですけど…

副作用は比較的少ない方だったらしいが、退院した時に、次の抗がん剤治療のことを想像して、吐き気がしてくるくらいには嫌だった。




元々甲状腺にも腫瘍がある。良性ではあるが。

気道狭窄になりつつあり、何もなければ今年の春休みには摘出する予定だった。

救急搬送からのセルトリライディッヒ細胞腫で、保留になったが。


セルトリライディッヒ細胞腫を調べていて、遺伝子変異などで甲状腺腫瘍にも関係があることや、小学生くらいの段階で他の部分に腫瘍が発生していたかもしれないことを知った。

今まで何もなく、自分のことを健康だと思っていた。

遺伝子検査をしたわけではないので、自分に遺伝子変異があるのかはわからない。家族や親戚の病歴的にも微妙なところであり、突然変異的なものかもしれない。







卵巣がんになりたくなかった!なんで自分が!?嫌じゃ!

これでも真面目に大学通って授業受けて、単位落としたこともなかったし、家賃を親にもらってるから生活費は自分で払うためにバイトもたくさん入れていたし、中学高校は部活も頑張って、友達は少ないけど健康でいたじゃん…コロナ禍だって大人しく自粛してたよ…

元々、出不精だけどさ。


家が農家なんですけど、親戚の農家から枝豆とか、さくらんぼや柿とかのはじきをケースでもらったり、採れたスイカやメロン、とうもろこしを食べてたりした時が1番平和だったな…

いつも大皿山盛りで。

なんで飽きる、つまらないなんて思っていたんだろう。食べたいよ…