抗生剤で体調が安定したため年末に手術となりました。

帰省出来なかったので、楽しみにしていたあんこ餅やお節料理、年越しそばが食べられなかったです。悔しい!!


なんでこんなことになったんだろうと落ち込むことが多かったし、ニュースでは自分と大して歳の変わらない子が寿司ペロ事件していて更に落ち込みました。いいなぁ!寿司食いてえなぁ!


手術当日!食べられないのもキツイですが、硬膜外麻酔キツかったです。声にならない叫びというか、キツかったです。

手術では、破裂した右卵巣と播種のあった大網を摘出しました。

今回の手術では取りきれなかった部分があり、取るとなると子宮や左卵巣、直腸の一部なども取る必要があったため、出来る限り取って保留となりました。


退院の日、腫瘍の病理検査がまだでしたが、腹水の結果悪性とのこと。抗がん剤治療は確定として、就職に大学や卒論などどうしようかなと思いました。悪性なんて思ってなかったし、どうなるんだろうという不安でいっぱいでした。


とりあえず、食欲はあったので実家に帰って出前の寿司食べました。しばらく大学もオンラインで授業することになり、家で食べられなかった分食べました。美味しいものを美味しく食べられることと、家族の有り難みを感じました。


病理の結果は、セルトリライディッヒ細胞腫低分化型のステージ3Aでした。詳しいことはWikipedia見てもらった方が早くてわかりやすいと思います。

調べても自分と同じ病気の同じステージの人を探せなくて、本当に珍しい病気だということが分かりました。

また、昔から人より毛が濃く、声が低いことがコンプレックスだったので、その原因かも知れないというのは衝撃だったし、一方では安心しました。

期末テストやレポートがあったので、そっちの方に気を取られており抗がん剤治療への不安は少なかったですね。ある意味良かったのかもしれない。


20歳そこらで悪性腫瘍なるとは思ってなかったよ…