窯出し 始まる。 | どろんこの独り言

どろんこの独り言

 神奈川県 松田山にて、陶芸を始めて 早30年
 50を超えた男の焼き物談 きままな独り言をつぶやいてゆきます。

琵琶湖近くの鉄分を多く含んだきめ細やかな土を、約10トン分の薪で一週間かけて、蒸し焼にする。

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昨日から 窯出しを始めました。窯の前から順に出していきます。いつも 前の方はあまりいい焼き上がりにならなくて がっかり。
しかし 中ほどあたりから 炎色が冴えた作品がぼちぼち出てきたんで 一安心。
私のような 原始的な穴窯 歩留まりが悪くて当たり前。
でも 当人は、いたって欲張り。100パーセントの成功を常に夢みている。
まあ そろそろ あきらめも肝心なのかもと、陶歴30年を前にして 思う今日 この頃。