先日ずっと気になっていた

「ゲゲゲの謎」をようやく視聴しました(*^▽^*)

 

なかなかまとまった時間が取れず踏み切れなかったんですが

ある日いい具合の時間(深夜)に目が覚めて用事も片付いたので

自分にご褒美時間ということで(*♡▽♡*)

 

なるほど評判のメンズは期待通りのカッコ良さでしたし

しっかりホラー感もあって満足でした!

きっと考察めいたことはとうにあちこちでされてると思いますし

今更新しい話題は何一つないと思いますが

個人的にすごく琴線に触れるところがありまして

昭和生まれの思い出話としてお聞きください。

 

 

 

一応ここからネタバレありです

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昨年末、実家の整理をしたときに

本類はよほど思い入れの深いもの以外

全部処分してしまったんですが

これらは持ち出していました。

母親の蔵書で、昔「大人のマンガ」としてこわごわ読んでいた

原体験が忘れがたかったからです。

初版ですね~。

水木さん大正生まれか!そりゃそうか。

 

残念ながら第一巻は見つからなかったんですが

映画のエンドロールのモノクロ漫画のカットが

脳裏に焼き付いてる第一話ほぼそのまんまでしたので

不意打ちで呼び起こされた記憶に鳥肌もんでした。

ミイラ男に追いかけられたり、奥さんがカエルの目玉(集合体)を出してもてなしてくれるシーンは

人生かなり初期のトラウマです。

 

でも映画の解釈では、あのミイラが実は友を呼んで追いかけてきていたなんて(T_T)

あんまりです。トラウマの上塗りだわ・・・

 

目玉と言えば本編で

ゲゲ郎さんが意を決して封印の剣みたいなのを引き抜くときに

「お前たちが生きる未来をこの目で見たくなった」と言ったと思うんですが

それで目玉の姿になったという筋書きだったんですね。

思えば、龍賀家の犠牲者もみんな目玉を負傷して絶命してるんですよね。

冒頭に出てくる出目金も印象的でしたし

ラスボスの子供爺さんも最終的に目玉だけになって消えていったと思います。

目玉というのは、生への執着の象徴と察しました。

水木氏も左目に傷を負いながら生きながらえてますね。

左耳や胸と、左半身に傷が集中してるのは

水木しげる氏が戦場で左手を失ったことを表してるんでしょう。

 

と、いろいろ書きましたが

まとめとしましては

子供は親の本棚を漁るもんなので

やばい書籍はきれいに身辺整理しましょう。ということでした!

私の場合は本棚はともかく

ネットに残してる作品が色々とアレなので

数年内には痕跡を消して雲隠れするかもしれません。(;^ω^)

 

あれっ、なんかこの人描きやすいぞ?松感!(笑)