ときめきの夕景 | 北の烏帽子(えぼし)の風景写真「ときめきの写真を」    

北の烏帽子(えぼし)の風景写真「ときめきの写真を」    

カメラマン・北の烏帽子が、本に載ってない情報を提供して、皆様と、互いに知恵を出し合い、それは、宝の山です。

 望来浜の四角い太陽
   私の大好きな海、日本海を紹介します。今回は望来浜です。
   
最初は普通に、日中の海水浴の風景で、子供達を撮ってましたが、
 

 


 夕景になると、独特な海景になる事が解かりました。

 * 上から   空 ・ 海 ・ 砂場 ・ 川

  
      

  空は赤く、海は黒く、川は黄色に(時には赤く)
    空が真っ赤になると、川も真っ赤になります。  


 

    

       *  そして、ついにその日が来ました。
      「ときめきの風景」は、おまけ付きです。
  その日は、姉と朝からお墓参りを、5件済まして 、夕方から
 海に撮影に、行きました。 すると!
 以前から、あの砂場に親子連れが、夕景に立って欲しい
 なと、願っていました。
 けして、ヤラセではないんです。知り合いの家族でもなく!
 
   夕景のスタートは、どんよりとした・もあ~とした、海岸
   でした。
   それが、夕景が始まると、空がどんどん赤くなり、ついに
   イメージ通りの、空が赤く・海が黒く・川が黄色の3拍子
   です。
   すると!突然!ファインダーの中に、舞台の幕が上がっ
   た様に、5人の家族が並びました。
   私は、目を疑いました。さすがに、お母さんはいません
   でしたが、お父さん・女の子1人・男の子3人が現れ、
   絵コンテと同じで、夢中でシャッターを、押しました。


   そして遂に、存在すら忘れていた太陽が、最後のクラ
   イマックスで、突然後ろに現れました。
   それも、信じられない、 四角い太陽で !

 



       さすがに、ラストの地平線の太陽は、速くて、速くて、
   3カットしか、撮れませんでした。
 普通四角い太陽は、私の居る北海道の別海が有名
 ですが、ー21度Cが第1の条件です。
 だが、この時の温度は+25度Cです。すなわち、太陽の
 見える(有る)位置(小樽の温度)と、撮影地(望来)との
 温度差が、とても大きかったのでしよう。
 後で友達に話をすると、それは、一生懸命墓参りをした、
 「ご褒美」だね! と、言われました。
 そして、「ときめきの風景」は、まだつづきました。
 太陽は地平線に沈み、2度焼けを待っていると、2人の
 女性が、海辺を歩いてくれて!

 
     きわめつけは、今年の夏を、占めるかの様に、
    少女が、川の岸辺で水をつかみ、そして水滴が!
    50M離れた、少女の絵姿を、撮る事が出来ました。

      

 

           ありえない! モデル料払わないと(笑)!
 これだから、写真は元気がでるんですね、「ガンバロー」と。
 皆さんにも、ご褒美がもらえますように、願っています。
                     
                         北の烏帽子

 * 写真撮影に関しての、プロ仕込みの上達法を、ホームページで紹介しております。 

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