100キロ | ヤカオラン=とうきょう学生グループのブログ

100キロ

こんばんは目

代表のあんべこと阿部です。


先週の土日、私は大学のイベントに参加してきました。

その名も・・・


「本庄~早稲田100キロハイク」


通称、100ハイ。


私は土日の二日間をかけて、100キロ(正確には120キロ)歩いてきました。

ちなみに100ハイでは仮装して出場することが暗黙のルールのため、私も幼稚園児の格好になって出場してきました。


22日(土)9:30、本庄市のアピタというスーパーの駐車場をスタートし、余裕で第一休憩所の本庄高等学院につきました。しかし、ここからが想像を絶する地獄が待っていました・・・


この100ハイは計6区までありますが、2区はひたすら8時間くらい田舎道を歩き、3区は鬱になるナイトハイク、3区が終わり、休憩所の家政大学の体育館に着いたころには、日付が変わり、深夜1:30。

そっからすぐに就寝。朝6:00にたたき起こされ、何も食べずに、そのまま10キロある4区を歩かされ、4区の休憩所の早稲田の所沢キャンパスにてようやく朝ごはんのパンが支給。

そこから、魔の5区、狭山公園~新青梅街道を7時間くらい、雨にうたれながら、歩き、ようやく5区の休憩所、上石神井にある早稲田高等学院へ到着~。この時点で15:30でした。

そして最後の6区ではラストスパートをかけて、全速力で走り、19:55にゴールの早稲田大学の大隈講堂に到着しました。


正直、2区の時点で私は足が動かなくなり、かなり、鬱になっていました。

なんども、なんども、リタイアも考えていました。


しかし、私はどんなに足が痛くても、鬱になっても、体がすでに動かなくなっても、なんとか100キロ歩けたのは「仲間」がいたから。


一緒に歩いてくれた大学の仲間が励ましてくれたおかげでリタイアを選らばなかったのです。


私は100ハイを通して、結局私たちは一人ぼっちでは生きていけない、必ず、支えてくれる仲間がいるから、困難に立ち向かえるんだということを改めて認識しました。


100ハイは正直個人プレーなわけだし、各一人一人が歩かなければ、ゴールができない。しかし、いざ、自分が辛いときに、助けてくれるのは、周りにいる人々=仲間でした。


これって人生と同じだと思う。


人生も、一人で生まれてきて、最後も一人で死ぬわけだが、生きていく過程で何か辛いことや、困難に立ち向かう時、必ず、自分以外の第三者が救ってくれる。


昨今、「個人主義」という言葉を聞きますが、私たちはどんなに個人で生きてるように見えても、一人っきりで誕生~死ぬまで生き抜くことは不可能です。


もっと単純な例をあげますと、私たちの今の生活って世界各国から輸入されたものでなりたってますよね。

コーヒーはエチオピア産だったり、チョコレートはガーナ産だったり、服は中国産だったり、携帯電話やパソコンに使われるレアメタルもコンゴやモンゴルから輸入してたり・・・


こんな風に私たちが生きていくためには世界中の仲間からのこういった「支え」があるから生きていける。


だから、私たちは身の周りの人々だけでなく、世界中の仲間に対しても感謝することを忘れてはいけない。

世界中の人々が互いに感謝しながら、生きていけば、世界から争いとか、貧困とか無くなるのではないかなぁ。


こんな世界が私にとってのユートピアです。


では、今日はこのへんで・・・


バイバイ~パー