2025年大阪・関西万博のチケット販売方法に大きな変更が加えられることになりました。日本国際博覧会協会は、2024年10月13日から全国のコンビニエンスストアでチケットの販売を開始すると発表しました[2][3][4]。

この新しい販売方法の主な特徴は以下の通りです:

1. 万博ID不要:これまで必須だった「万博ID」の発行が不要となり、購入手続きが簡素化されます[2]。

2. 2種類のチケット:
   - 来場日時を予約しないタイプ(ハイブリッド形式)
   - 来場日時を予約するタイプ

3. 販売場所:セブン-イレブン、ファミリーマート、ローソンの大手3社を中心に販売される予定です。

4. 価格:ウェブ販売と同水準で、前売り1日券は大人6700円、開幕後は7500円となります。

5. 入場方法:購入したチケットは当日ゲート前でQRコード付きのチケットに引き換える必要があります。

この変更の目的は、チケット購入のハードルを下げ、高齢者などの潜在需要を掘り起こすことです。ウェブでの購入に抵抗がある層にも配慮した販売方法となっています[2]。

また、万博IDの認証方法も8月以降に簡素化され、電子メールでの2段階認証方式が追加されます。これにより、来場日時の予約やパビリオン・イベントの観覧予約などがより容易になることが期待されます。

協会は、コンビニ販売分として200万枚を見込んでおり、販売手数料や関連費用として約22億円のコストを見込んでいます。しかし、入場券の売上収入969億円と運営費総額1160億円は変更しないとしています。

この新しい販売方法により、より多くの人々が万博チケットを購入しやすくなり、来場者数の増加につながることが期待されます。

Citations:
[1] https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUF0754W0X00C24A5000000/
[2] https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUF241WF0U4A620C2000000/
[3] https://www.chunichi.co.jp/article/919462
[4] https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/1386405
[5] https://news.livedoor.com/article/detail/26682920/