## ストレージの種類ごとの一般的なデータ転送速度
ストレージの種類によって、データ転送速度は大きく異なります。以下に、代表的なストレージの種類と、それぞれの一般的なデータ転送速度をご紹介します。
**内部ストレージ**
* **HDD(Hard Disk Drive)**
* 読み込み速度:50~200MB/s
* 書き込み速度:50~200MB/s
* 特徴:安価、大容量
* 欠点:読み書き速度が遅い、衝撃に弱い
* **SSD(Solid State Drive)**
* 読み込み速度:300~600MB/s
* 書き込み速度:300~500MB/s
* 特徴:読み書き速度が速い、衝撃に強い
* 欠点:HDDより高価
* **NVMe SSD(Non-Volatile Memory Express SSD)**
* 読み込み速度:2000~3500MB/s
* 書き込み速度:1500~3000MB/s
* 特徴:PCI Expressバス接続により、圧倒的な速度を実現
* 欠点:非常に高価
**外部ストレージ**
* **USBメモリ**
* 転送速度:USB 2.0:10~40MB/s、USB 3.0:60~120MB/s、USB 3.2:200~400MB/s
* 特徴:持ち運びに便利
* 欠点:転送速度が遅いものもある
* **外付けHDD**
* 転送速度:USB 2.0:10~40MB/s、USB 3.0:60~120MB/s、USB 3.2:200~400MB/s
* 特徴:大容量
* 欠点:HDDと同様、衝撃に弱い
* **外付けSSD**
* 転送速度:USB 3.0:200~500MB/s、Thunderbolt 3:1000~2000MB/s
* 特徴:高速、持ち運びに便利
* 欠点:HDDより高価
**ネットワークストレージ**
* **NAS(Network Attached Storage)**
* 転送速度:LAN環境:100~1000Mbps、10GbE環境:1~10Gbps
* 特徴:複数人でデータを共有できる
* 欠点:導入コストが高い
* **クラウドストレージ**
* 転送速度:アップロード速度・ダウンロード速度は、インターネット回線の速度に依存
* 特徴:場所を選ばずにアクセスできる
* 欠点:インターネット環境が必要
**注意事項**
* 上記はあくまでも一般的なデータ転送速度であり、製品によって性能は異なります。
* 転送速度は、データの種類や使用環境によっても変化します。
## 参考情報
* [https://business.ntt-east.co.jp/content/coworkstorage/](https://business.ntt-east.co.jp/content/coworkstorage/)
* [https://www.iodata.jp/product/hdd/ssd/](https://www.iodata.jp/product/hdd/ssd/)
* [https://www.fujitsu.com/global/products/computing/storage/hddmo/](https://www.fujitsu.com/global/products/computing/storage/hddmo/)