## 先生と生徒の会話文

**先生:** 皆さん、今日は世界の水道水についてお話しします。実は、世界中で水道水をそのまま飲める国って、実は**12カ国**しかないんです。少ないですよね?

**生徒:** えー、そんなに少ないんですか?

**先生:** はい。国土交通省の資料によると、2023年5月時点で水道水が飲める国は以下の通りです。

* **アジア:** 日本、アラブ首長国連邦
* **ヨーロッパ:** オーストリア、アイスランド、アイルランド、スロベニア、デンマーク、ドイツ、フィンランド、ノルウェー
* **北米:** なし
* **中南米:** なし
* **アフリカ:** 南アフリカ共和国
* **オセアニア:** なし

**生徒:** 日本が入っていてよかったです!

**先生:** そうですね。でも、これらの国でも地域によっては水質が悪かったり、インフラが整備されていなかったりする場合があるので、旅行の際は念のためミネラルウォーターを購入することをおすすめします。

**生徒:** なるほど。では、なぜ水道水が飲めない国が多いんですか?

**先生:** 主な理由は3つあります。

1. **水源を確保できる環境ではない:** 水が不足している地域や、水質が悪く浄水処理が難しい地域などがあります。
2. **水質が悪すぎて不衛生:** 有害物質や重金属などが含まれている場合などがあります。
3. **インフラが整備されていない:** 水道管が整備されていなかったり、浄水処理施設がなかったりする場合などがあります。

**生徒:** 水が不足している地域って、具体的にはどんなところがあるんですか?

**先生:** 例えば、アフリカの砂漠地帯や、中東の一部地域などです。

**生徒:** 水質が悪い地域は?

**先生:** 例えば、発展途上国や、工業化が進んでいる地域などです。

**生徒:** インフラが整備されていない地域は?

**先生:** 例えば、貧困国や、内戦が起きている地域などです。

**先生:** 一方、水道水が飲める国では、以下のような理由で安全な水が供給されています。

* **水源が豊富:** 水が豊富にあり、水質も良い地域が多いです。
* **水質基準が厳しい:** 厳しい水質基準を設け、定期的に水質検査を行っています。
* **インフラが整備されている:** 水道管や浄水処理施設が整備されており、安定的に安全な水が供給されています。

**生徒:** 日本は水資源が豊富なんですね。

**先生:** はい。日本は降水量が多く、山間部には豊富な地下水があります。また、水質基準も世界の中でも厳しいレベルで設定されています。

**生徒:** だから、安心して水道水を飲めるんですね。

**先生:** はい。水道水は安全で美味しいので、積極的に利用しましょう。ただし、旅行の際は念のためミネラルウォーターを購入することをおすすめします。

**生徒:** はい、わかりました。

**先生:** それでは、今日はこれで終わりましょう。

**生徒:** ありがとうございました。


## 補足

* 水道水に関するデータは、2023年5月時点の情報に基づいています。
* 水道水が飲めるかどうかは、地域や時期によって変動する可能性があります。旅行の際は、最新の情報を調べてください。