ブルマァク復刻ソフビのアボラス(左)とバニラ(右)である。
肌色成形色に、ややリアル塗装。
帰ってきたウルトラマンの時期のブルマァクを感じる。
帰ってきたウルトラマン時期のブルマァクは、「取り合えず肌色で」って言うのが多かったそうだ。
だから「取り合えず肌色で」は、ある意味、合い言葉みたいなもんだったのかな?
最近、我々の仕事では、仕事依頼の時に「予算がないんですよ」って挨拶代わりに言われてギャラを値切られている。
それと同じくらい「取り合えず肌色で」は頻繁に使われていたそうだ。
なぜ、「取り合えず肌色で」だったかと言うと、ソフビ製品が増え、様々な色が無かったりしたので、取り合えず確実にあるソフビそのものの色、つまり肌色が使われることになったのだ。
だから「取り合えず肌色で」なんだ。
肌色をくるむようにスプレーがされ、塗装された。
今回のアボラスとバニラを見ると、その時の雰囲気を感じてしまう。
懐かしさとリアルが共存する塗装に感激した。