マーセル・デルガド
怪獣作りの神々たち。
日本では、高山さんが有名だが、俺の中のトップは利光さんだ。
怪獣作りの神、安丸さんも忘れてはいけない。
利光、安丸さんは、昭和のゴジラを作った人だ。
もちろん他にも神々はいる。
村瀬さん、開米さん、若狹さん、原口さん、品田さん、等々。
海外ではどうだろう?
名だたる特殊メイクアーティストはいるが、やはりモンスターで有名なのは、ハリーハウゼン。
しかし、ハリーハウゼの前、つまりファーストインパクトになる怪獣と言えば、やっぱりキングコングだろう。
そのキングコングを作ったのが、マーセル・デルガドである。
写真のキングコングは、デルガドが晩年に作ったキングコングの頭部だけをブロンズ像にしたものである。
実に美しい。
これぞキングコングって顔だ。
これを目の前に置いて、夜な夜な怪獣仲間と語り出したら、確実に朝になるだろうな。
語らなくても、ずっと見てるだけでも楽に数時間は過ぎる。
本物って、そういうものなのだ。