なべやかんホビー館 Powered by Ameba-2011041216390000.jpg

なべやかんホビー館 Powered by Ameba-2011041214360000.jpg

オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー

NHKの『ゲゲゲの女房』で漫画を描いていた海老原さんと『オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー』を観に行った。
ここ最近、仮面ライダーやウルトラマンの映画は海老原さんと観に行っている。

今回の仮面ライダー映画は、前の『仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー』に比べると面白かったと思う。
『仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー』は、各ライダーの見せ場(殺陣)をちゃんと描けていなかった。
物凄くカメラアングルが悪く残念としか言えなかったし、結城丈をGACKTが演じたにも関わらずライダーマンへの変身シーンも無く、そこもガッカリ要素だった。

各ライダーの見せ場を見事に出せてるのは『10号誕生!仮面ライダー全員集合!!』である。
これは見る価値あり。
とにかくライダーの殺陣がかっこいい!
仮面ライダースペシャル [DVD]


『オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー』も後楽園のライダーショー(今は東京ドームシティーと言うのかな?)的な感じはあるが、『仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー』よりかはマシだ。
『仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー』を見た時は、「これはライダーショーなんだ。ライダーショーだと思えば楽しめるんだ」って自分に言い聞かせたもん。

今回も色んな?があったが、そんなことは気にせず、沢山のライダー登場を楽しんだ。
やっぱり真剣に仮面ライダーブラックを愛した男としては、ブラックとRXが一緒に出てくるのは納得できないもん。
せめてRXがボコボコにされてエネルギーが少なくなるとブラックになってしまうなら「そうか…、理解しよう…」ってなるけどね。
とりあえず今は、キングストーンが3つあったんだと思って勝手に納得している。


今回は電王が主役の一人なので、過去と現在を行ったり来たりがある。

過去をいじると未来が変わるのか?
それとも変わらないのか?
よく言われているのが、過去に行って親を殺すと自分が消える、だから消えてる人間が殺しに行けない……。
このように、話はグルグルグルグルする。
だから、よくわからなくなる。

「そういった意味では『スタートレック』はよくできてました」と海老原さんが言っていた。
さすがデアゴスティーにの『スタートレック』を全巻買って読みこんでいる人だけある。

『オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー』を見て、細かな個所は気になったが、楽しめたので良かった良かった。
真・仮面ライダーが登場するなら、仮面ライダー THE FIRSTの1号、2号、V3も出しちゃえばいいのに。
どうせパラドックスなら、出てきてもいい気がする。
キカイダー、キカイダー01、イナズマン、ズバットの出し方も、工夫があったらな。


最後に、今回の映画のエンディング曲は、最低最悪だ。
アレンジも良くない。
女子に歌わせてるところも嫌だ。

何が一番嫌かって、まったく魂がこもってないことだ。
ライダー愛が感じられない。
彼女たちの歌からは、想いが一切伝わってこない。

アメリカンアイドルの審査員だったらボロクソ言うだろうな。
特にサイモンだったら。

40周年で記念と言うなら、そういった大人の事情なんかやめて、心から愛情込めてやってもらいたかったよ。
仮面ライダー40周年記念作品をあの歌が台無しにしたと思う。
それくらい全く魂のこもってない歌だしアレンジだった。
DVD化の時は、エンディング曲を変えたバージョンも発売してもらいたいな。