この時のゴジラ映画に、実はワンシーンだけ出ている。ゴジラが有楽町マリオン前で新幹線を掴むんだけど、そのシーンでアップになる。当時は中学2年生で、学校休んで撮影に行った。ゴジラ映画に出られて、しかもゴジラに殺されるなんて最高に幸せだ。怪獣映画に出たら、やっぱり怪獣に殺されないと。河崎監督の『ギララの逆襲』でも、しっかり殺されている。
ゴジラの撮影の時、体調が悪いとか言って学校を休んだら、次の日、担任の先生から「英語のテストがあったから、ズル休みしたんでしょ？」と個室に呼び出されてネチネチ怒られた。ズル休みは正解だが、英語のテストは関係ない。
あの時のズル休みは、今の自分にとって大きな財産になっているんだよな。ズル休みはいけないことなんだけどね。
中学の担任には、色々言われたよ。正しいこと、あきらかに矛盾してること、表面的なこと、色々言われた。
中学の担任は１クラス二人(うちのクラスは英語教師と数学教師が担任)なんだけど、英語の先生は感情論でしかものが言えず、数学の先生は言葉に詰まったり不利になると怒鳴り散らす人だった。しかも、アルコールで手がふるえてたりするんだよね。二人ともツッコミどころ満載なんだけど、ハッキリ言っちゃうと親が呼び出しだから、母親にはそうとう迷惑をかけたなぁ。
3Gから、なんでこんな話になってしまったんだろうか？3Gは、作品的にゴジラ惨敗だったが、ゴジラが復活したことは凄く嬉しかった。沈黙していたゴジラ映画をファンの力で復活させたんだからね。
あ、なんで担任の話になったかと言うと、「怪獣とか言ってると、将来一銭も稼げないし何の役にもたたない」みたいなことを言われたからだ！
確かに出ていくお金も多いけど…。
今、担任に会ったら何て言われるんだろう？ちょっとだけ興味がある。