📘2026.1.25読了
『キングダム』(7)
原泰久
📖あらすじ
秦と魏の戦争がついに決着し、縛虎申の死をはじめとする多くの犠牲が明らかになる。
呉慶と麃公の大将同士の激突が戦局を大きく動かし、戦は終結へと向かう。
さらに王騎も戦場に姿を現し、圧倒的な存在感で局面に影響を与える。
一方で嬴政の過去と王としての覚悟も描かれ、物語は戦場から国の未来へと視野を広げていく。
64-74話収録
🗨️感想とまとめ
めっちゃ面白くて、
7巻については1時間かからずに読んだかも。
いろいろな意味で“デカい人物”達が一堂に会して、
ずっとドキドキしてたー。
物語はこんな感じ。
●縛虎申の死
縛虎申の死は、戦場が英雄も怪物も等しく飲み込む場所であることを強く印象づけ、
勝利の裏側にある犠牲の大きさを突きつけられた。
信のことも買ってくれてたのに…。
味方に担がれる場面のセリフが切なかった。
●大将対決
呉慶と麃公の大将同士の対決は、
戦術と武力、そして“将としての器”がぶつかり合う圧巻の場面で、
この戦のクライマックスとして強烈な印象を残した。
そこに現れる王騎の存在感も圧倒的で、
戦場の空気を一変させるその登場は、
「この人物は次元が違う」と素直に信が思い知らされて、
態度を改める場面はなんだか良かったな。
にしても王騎って喋るとこんなに面白いの?(笑)
「王騎冗談」って、ちょっと可愛くてツボったw
大将の考え方1つで、こんなにも面白くなるか…!
あと、朱鬼と麻鬼…。
●嬴政の過去に突入
一方で、嬴政の過去と王としての覚悟も描かれ、
物語は戦場だけでなく“国の未来”へと視線を広げていく。
女性も出て来て、より政治的な難しい場面に切り替わっていくかと思いきや、
恋愛的な展開もあるの!?
7巻は戦の終結、将の死、大将の格の違い、王の覚悟、
そして信の成長が同時に描かれる、
まさに情報量と感情量がともに最大級だった。
信は、勝利の中にある犠牲と向き合いながら、
戦うだけの存在から、
「人の死を背負って進む存在」へと確実に変わり始めている。
『キングダム』が単なる戦漫画ではなく、
人の生き様と死に様、そして国の在り方を描く物語へと深まっていく転換点として、
強い余韻を残す巻だった。
おしまい。

