結果が悪くても、私、絶対怒りません。

自分自身の信条として、子どもには、できる限り労力を惜しまない、でも成果を期待しないというものがあります。


だから、悪いテストを見ても、次どうしようと戦略は密かに練るけど、子どもには怒りません。


それでも。

長女は、悪いテストを持ち帰るとき、すごい防御態勢に入っています。


長女が、中2のとき。

部活にのめり込みすぎて、勉強に身が入らず、特に数学でひどい点数を取ってきたことがありました。


間違えた内容も、体積の公式を覚えていないとか、一次方程式を解くときにミスをしているとか。進学校を目指す子とは思えない内容でした。


えーーー!っと思ったけど、すご〜く遠慮気味に、「〇〇ちゃん、数学分からなくて、困ってない?塾とか考えてもいいんだよ。」と言ってみたら。


「分かってるに決まってるじゃん!!」とかなり強い口調で返ってきてショックでした。初歩的なこともできてないじゃんと言い返したかったけど、その言葉を飲み込みました。


悪い点数だったって、本人が一番気にしてるんですね。だから、言われたくないんだ。

反抗期真っ只中の娘と、テストをきっかけに話し合うことなんて、出来なかったです。


勉強について、物申すとしたら、テストとか関係ない、本人の機嫌のいい時。


それと、助けを求めてきた時。


これは、仕事中だろうとなんだろうと、しっかりと話を聞き、すぐに対策を立て、望みを叶えてやります。仕事中に、長女から、化学がやばいと電話がかかってきて、仕事を早退して娘と問題集を買いに走ったこともありました。


別に仕事の後でも良かったんだけど。泣きべそかきながら電話してきた娘に、1秒でも早く、答えてやりたくて。


ママが点数に怒って、頭が良くなるなら、なんぼでも怒ります。でも、ほとんどの場合、怒って良くなることなんてない。そして、ここぞ!という子どもの危機に、怒ることが通用しなくなる。

だから、私は怒りません。


では、またね。