コピペです。 |   ~狩人達の酒場~

  ~狩人達の酒場~

様々なことを書いてきましたが、当初の意図とは移りかわり、なんでもありの情報ブログ化してきました。まさに野次馬のごときブログです。いずれはいろんなハンター達の情報交換の場所をいずれは作りたいと思います。(ハンター×ハンター参照)

http://ameblo.jp/katoulienu/entry-11592405060.html


おそらく都内で進行中の投資詐欺案件に最も詳しい人物の一人、のら教授のカトウ君です。

なんで詳しいかって?
商売敵の動向調査は業務範囲内です。


最近、未公開株の勧誘を受けました。

曰く「大株主が限定○○○株だけ提供してくれまして・・・」

曰く「近く公募予定で公募から2年後に香港株式市場に上場予定で・・・云々」

曰く「今だけ買い戻し特約付で・・・云々」


私こう見えて上場投資顧問会社で運用資産数十億のファンドマネージャー(重要使用人)させてもらったり、準大手証券会社で先物・デリバティブの自己勘定運用やらせてもらったり、当然証券外務員一種の資格ももってる人なんですけど・・・。


金融庁HPから引用
未公開株の販売等を行うことが出来るのは、当該未公開株の発行会社や登録を受けた証券会社に限られますので、その他の者からの勧誘については十分ご注意下さい。なお、証券会社においては、日本証券業協会の自主ルールにより、グリーンシート銘柄以外の未公開株の勧誘は原則として禁止されています。


グリーンシートなんて一般の個人投資家は知らないから簡単に騙されますよね。


しかも来年公募予定、2015年に香港株式市場に上場予定って香港株式市場に上場する前にどこの市場で公募するつもりなんでしょうか?

公募=上場=株式公開です。発言がそもそも自己矛盾しています。

あと限定株数を買戻し条件付で提供って、その未公開株を売りたいのか売りたくないのか意味がわかりません。
「実質元本保証みたいなもの」っていうことを遠まわしに表現したいのでしょうか?


あと、業務実態が日本国内にあるのに日本の上場基準満たさないから香港にホールディングス持ち株親会社つくって上場ってどこから突っ込んでいいのかわかりません。

外国法人の未公開株を一般人が日本国内で販売勧誘していいわけないでしょう。
しかもその株を買う権利を取得する為に入会金200万円を最初に支払うってなると・・・。



詐欺師(おそらく)業者の言い分

「営業行為はしていない。」

「投資家本人が香港に渡航して現地の銀行口座を開設してその口座に日本から送金した資金で本人の意思で未公開株を購入する仕組みなので日本の金融商品取引法に抵触する要件は一つもない。」

「HSBC銀行口座開設のサポートツアー旅行は提携会社が企画したもの」


なるほど、本人の自主性か。
マネーセミナーとかで人集めて、年金もらえないとか国債発行しすぎて財政破綻とかそれっぽい終末論で素人の不安を煽って追い立てておいて、そしてその同じ口で「本人の主体的判断」とのたまうわけか。

新興宗教団体の洗脳セミナーと同じ手法ですね。

政府財政が破綻するって本当に信じているならなんで渋谷とか新宿でのんびりマネーセミナーなんかやってるんですか?
さっさとどっか安全な国に移住したらいいじゃないですか。



2013年の東京都内の現実は斯くも凄惨である。

この未公開株とやらは半年~一年後には上場話も消え、換金もできないままとなる。
もしくは上場する為には追加の新株発行が必要になったからとか言われて追加出資を求められる場合もある。
最後には換金できなくなるという点は間違いないでしょう。

そうなったときこの投資詐欺の仕組みでは消費者庁も金融庁も調査困難だろうし、警察も国外の香港まで調査にいくとかおいそれとはできない。
被害総額が1000億円を超えたら動くでしょうけど。


騙される個人投資家が愚かなのか?

そういう見方も十分可能と思いますが、

60歳、定年過ぎて再雇用の充てなし、退職金なし、年金なしの高齢者が何かお金を稼ごうと思ったらMLMか投資詐欺の紹介報酬連鎖ビジネスくらいしかないというのも現実なのでしょう。

大盛況ですもの、マルチ商法のセミナーとか投資セミナーとか。

興味ある方は○ーズ友の会とか、FIPとか一度ご案内しますよ。

社会勉強にはなります。負の勉強ですけど。




ご用心ご用心

私のブログの読者の皆様もお気をつけ下さい。

わるい詐欺師は「今自分は目の前の相手を騙している」という自覚を全く持たないまま人を騙します。

ご用心ご用心

投資話を聞いたらまず私へご一報を。