やばいぞトヨタ 次はホンダか? |   ~狩人達の酒場~

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様々なことを書いてきましたが、当初の意図とは移りかわり、なんでもありの情報ブログ化してきました。まさに野次馬のごときブログです。いずれはいろんなハンター達の情報交換の場所をいずれは作りたいと思います。(ハンター×ハンター参照)

 トヨタは何故叩かれるのか? ■

米議会によるトヨタ叩きは、GM破綻の頃から予測された事態です。
一般的に考えれば、GMやクライスラーなど税金を投入して救済した米自動車産業の経営を後押しする為に、最も勢いのあるトヨタの売り上げを減らそうという戦略です。
80年代であれば、関税を引き上げて外国車を市場から締め出す事も出来ましたが、自由貿易を他国に押し付けている都合上、あからさまな保護主義を打ち出す事は出来ません。さらに、トヨタを始め日本車の多くは米国内で生産された米国車です。これを関税で締め出す事は出来ません。そこで、「安全性というトヨタ神話」を切り崩す戦略に出たのでしょう。

■ 公聴会の議長は何とジェイ・ロックフェラー ■

社長自ら米国に赴いて弁明するという事態に発展してトヨタ叩きですが、その米議会の公聴会の議長を務めていたのがジェイ・ロックフェラーです。
ジェイ・ロックフェラーはゴールドマンサックスを所有する、アメリカのロスチャイルド派の頭目です。

実は、ジェイ・ロクフェラーとトヨタの関係は深く、学生時代に日本に留学して親日家の仮面を被るジェイは、豊田創業家とも個人的に親しいと言われています。トヨタの部品工場をアメリカに最初に誘致したのもジェイです。

■ トヨタ叩きで得をしたフォードと日産 ■

トヨタ叩きで得をしたのは、GMやクライスラーでは無くフォードです。売り上げが40%以上増えています。さらに日産も米国内での売り上げを2お%以上伸ばしています。

フォードはご存知の通り、ロスチャイルド系の自動車会社です。日産を支配するルノーもロスチャイルド系と言われています。フォードはリーマンショックの1年前の2006年に銀行団から大量の資金調達をして、金融危機での痛手をGMやクライスラーより受けていません。

■ トヨタを手中に収めたいロスチャイルド ■

ジェイ・ロックフェラーは何故今になって旧知のトヨタを叩くのでしょうか?
彼は民主党の上院議員ですから、国内的にはビック3を救済するパフォーマンスと考えられます。国民の不満の捌け口をトヨタに向けた訳です。

しかし、それとて表向きの理由で、本当の目的はトヨタをロスチャイルドの手中に収める事でしょう。

ご存知の如く、トヨタの財務状態は健全で、巨大な内部保留を有しています。金融からトヨタを攻める事は出来ません。そこで、販売を妨害してジリジリとトヨタを締め上げる手に出たのでしょう。

■ レクサスからプリウスへ ■

レクサスから始まった騒動ですが、現在はプリウスの急加速問題に摩り替わっています。レクサスはアメリカにおいてトヨタのドル箱です。レクサスの信用失墜はトヨタの経営にとって痛手です。

しかし、プリウスは世界においてトヨタ=ハイブリッド=ECOを印象付ける、最重要車種です。レクサスの信用失墜以上にプリウスの信用失墜はトヨタにとっては痛手です。
「世界最高水準のハイブリット技術は、実は不完全であった」という演出はトヨタの喉元に突きつけられてナイフです。

■ 調査の仮定で流出するハイブリット技術 ■

ロスチャイルドは原子力を牛耳り、地球温暖化を演出して石油資本であるロックフェラーを切り崩す事に躍起になっています。トヨタのハイブリット技術は彼らにとっては、喉から手が出そうなくらい欲しい技術です。

ハイブリット車で欠陥が相次げば、トヨタは米国の捜査当局に相当な技術資料を開示せざるを得ません。ブラックボックス化されたような制御系のプログラムも開示する必要に迫られるでしょう。

ハイブリットの技術のコアは、回生ブレーキの制御技術です。このソフトを手に入れてしまえば、ある程度の技術力のある会社は、比較的容易に高い燃費のハイブリット車を開発する事が出来ます。

■ 経営危機に追い込む事も出来る ■

トヨタがこれらの技術の開示を拒めば、アメリカはトヨタを米市場から締め出す事も出来ます。そうなればトヨタの経営は一瞬で破綻します。

確かにアメリカ国内にはトヨタの工場が多数あり、それらの州ではトヨタを擁護する声も高まるでしょう。しかし、トヨタの欠陥を大量に捏造し、トヨタが社会的に背徳企業だというレッテルを貼る事は容易です。そうなれば、全米からトヨタの退場を求める声が噴出するでしょう。

トヨタに道は残されていません。ロスチャイルドの軍門に既に下っているのです。リコールまでのトヨタの動きが鈍く見えたのは、こういった事態回避への日本政府や米政府への根回しに追われていたのでしょう。

■ 小沢一郎はトヨタを助けない ■

トヨタは当然日本国政府にも救援を要請しています。しかし、小沢一郎はロスチャイルドのエージェントですがから、政府が積極的に米国と交渉する事は無いでしょう。

トヨタは懇意にしていたジェイに裏切られて、さぞ落胆している事でしょう。ジェイがトヨタ問題を拡大しても、あるいは収束させても、トヨタはジェイ・ロックフェラーに頭が上がらなくなってしまいそうです・・・。


(新世紀人コメント)

現象と背景を深く捉えた評論なので転載しました。
尤も、私は全面的に首肯して紹介するものではありません。
所謂陰謀論にも意味するものは多くあると考えており、排除は致しません。
しかしながら陰謀論の欠陥は悲観主義に陥り現実的展開を分析できない事にあると考えています。
トヨタ叩きの問題は”叩く側”の立場に立って考えなければならないでしょう。
日本人である我々が米国人でない限りにおいてまた外資系企業の従業員でない限りにおいてはそうでしょう。
米国においては支配権を巡って対立の激しさが継続しています。
その対立にトヨタが自動車産業内の強者であるが故に巻き込まれているのです。

仮にこのように仮定してみましょう。

◎米国内でトヨタの生産販売活動を放置するに任せていたならばどうなるか?

米国自動車産業は明らかに衰退して行きます。
米国市場はトヨタをはじめとする外国企業に席巻されてしまいます。

米国を支配する勢力がそれを放置する筈がないでしょう。
尤も、この論者の言うようにトヨタが完全にロスチャイルドの会社になっていれば「米国席巻」もOKでしょう。
そうはなっていないから、「住み分け」を要求されるのでしょう。
ということは、ロスチャイルドによる完全支配は要求しないと言う事ではないのか?

私は日本の自動車産業が達成した先進的量産技術は正当な対価を得たうえで外国メーカーへ移転すれば良いと思う。
トヨタのハイブリッド技術は今のところ大きな市場席巻力を持っている。
と言う事は、次世代のEV(電気自動車)や燃料電池車の量産技術確立の優位性が高いということです。利益確保が高いからです。
ますます差がついてしまう。
これに「待った」をかけたいのが米国でしょう。他の外国メーカーも待ったをかけたいが政治力が米国ほどには欠けているからそれができない。
米国は大規模に核武装しているから借金まるけの金融破綻国家でありながらそれが出来るのです。

小沢一郎氏をはじめとする日本の政治が仲介しないと言う事はあり得ないでしょう。
むしろそれを期待してのジェイ・ロックフェラー氏の行いなのではないのか。
そう考えるのが自然でしょう。
小沢氏がロスチャイルドと親交があり、トヨタがジェイ・ロックフェラー氏と親しいならば当然ながら「落ち着くべきところに落ち着く」と考えるべきでしょう。

現実的な行く先を読むべきでしょう。

日本の一人勝ちは許されない。同時にロスチャイルドであれ誰であれ金融資本の一人勝ちは許されない。

日本企業も世界のその様な有様を見て田舎企業を脱するべきでしょう。