イングランド銀行は一見政府の一部であるかのような体裁を取ってはいるが、実は民間資本に所有されている民間企業である。その総裁は金融政策に「失敗」しても財務大臣に「ゴメン」と一筆書けばそれで無罪放免である。こんな馬鹿げた話があるだろうか?まるで生徒会のように多数決で決まる金融政策委員会。「失敗」したときの責任を希薄化しようとしているのだろうねえ。
それでいて通貨を創造することで金利をチャージして国家に請求し、無から有を作って文字通り濡れ手に粟で何兆とボロもうけできる中央銀行!この利益をどうして民間に落とす必要があるのか?誰がどう考えてもおかしいよねえ。このからくりに100年近くも気づかないで騙されていたのだからどえらい話である。