webbotの予言
・マーケットの下落に端を発するドルの暴落は、10月7日から2009年2
月までの期間に深刻な不況に発展する。
・10月7日に決定的な出来事が起こり、これをきっかけにドルはまさに紙く
ず同然と化すが、これによって「アウトソーシング」「グローバリズム」「自
由貿易」は終焉し、米国民は地元産の生産物に依存した生活に戻らざるを得な
くなる。これによって、地域産業は活性化する。
・ドルの紙くず化は悪いことばかりではない。その最初の受益者は地域の生産
者であろう。地域産業の活性化によって、米国社会は根本的に変化する。この
変化は、2009年1月に明白になるが、変化のきっかけとなるのは10月7
日の出来事である。2009年は「変容の年」となる。
・地域産業を活性化する「ドルの死(紙くず化)」のあと経済システムの転換
が始まるが、これは変化の始まりにすぎない。「変容」は社会システム全般に
および、社会に根本的な変換を迫るものとなる。
・21世紀の最初の数年に起こったアルゼンチンの信用危機は2年で終了した
が、これから起こる「ドルの危機」は少なくとも20年間は続く。この間、
「債権市場」や「外為市場」を再建しようとする様々な試みが行われるだろう
が、「実在しない信用」を回復しようとするどの試みも結局は失敗する。しか
しながら、誕生する新しいシステムに影響を与えるだろう。
・かなり厳しい冬がやってくる。「ドルの紙くず化」によって支払い手段を
失った多くの米国民は、州政府が救済を見捨てたこともあり、暴徒化し金持ち
を襲うようになるだろう。彼らはマスメディアによって「暴徒」や「テロリス
ト」などと呼ばれるようになるだろう。
自足的経済圏」の確立という流れはすでに始まっている。北京オリンピックの
週が近づくにしたがって、すでにこうした運動が米国内で起こっていることが
より見えやすくなってくる。
・2008年の夏の終わりには、「ホルモン」や「骨」に関する「製薬会社の
スキャンダル」が発覚し、事件発覚から12日間で米国民の行動を大きく変化
させる事態にいたるだろう。
・失業率が記録的な水準まで上昇し、リストラの波はもっとも安全と考えられ
ていた政府職員のポストにまで及ぶだろう。誰もが争って退職金にありつこう
とする。
・2008年10月7日は感情価がもっとも高い日だ。この日に発生する事件
が大きな転換をもたらす結果となろう。