前回に続いて、ビスフェノールAと水道管の関係について見ていこう。
前回、日本をはじめ先進国の出生数が減少し、特に日本は人口減少を継続していることを説明した。このままでは、高齢化社会がより進み、国力が落ちていく一方だ。
また、ビスフェノールAという化学物質が人間をはじめとした動物の胎児に悪影響を及ぼすということは多くの研究から明らかになっていることを指摘した。
そして、水道管に塗装されているエポキシ樹脂にはビスフェノールAという化学物質が含まれており、人体に悪影響を及ぼす可能性があることがわかっている。ただ、悪影響を及ぼさない可能性もあるという理由から、現在でも水道管にエポキシ樹脂は使われており、非常に問題ではないかというところで前回は終わった。
ビスフェノールAの危険性について
さて、ここでもう一度ビスフェノールAについて調べてみた。
厚生労働省のホームページ内にあるビスフェノールAについてのQ&Aというページを見てみよう。
https://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/iyaku/kigu/topics/080707-1.html
このページは、「公衆衛生の見地から、ビスフェノールＡの摂取をできるだけ減らすことが適当と考えられるので、関係事業者に対しては自主的取組をさらに推進していくよう要請し、また、妊娠されている方や乳幼児を育てておられる方への食生活上の助言を含め、ビスフェノールAについてのご理解を深めていただくためのQ＆Aを作成いたしました。」とあるように、厚生労働省もビスフェノールAの危険性は認めている。特に妊婦や乳幼児については、気をつけるべきだという見解だ。
また、ビスフェノールAとは、「ビスフェノールAは、主にポリカーボネート、エポキシ樹脂と呼ばれるプラスチックの原料であるとしている。そして、ビスフェノールAが含まれているものには、「主に電気機器、OA機器、自動車・機械部品等の用途に用いられています。また、これらの用途に比べると使用量は少ないですが、一部の食器・容器等にも使用されています。エポキシ樹脂は、主に金属の防蝕塗装、電気・電子部品、土木・接着材などの用途に用いられています。」
この後半部分に書かれているように、エポキシ樹脂は金属の防蝕塗装に用いられている。そのため、水道管などにも使われていることが多いという。
パイプテクターとビスフェノールAについて
ところで、このホームページでもたびたび取り上げているパイプテクターの製品情報を見ると、「配管内の赤錆が生じてしまった箇所を少しずつ黒錆に変化させることで赤錆を除去するだけでなく、腐食が進んでいる配管部分に黒錆によるコーティングが自動的に施されることで、腐食部分をケアします。」とある。そのため、パイプテクターを使用すれば、ビスフェノールAが含まれるエポキシ樹脂を塗布する必要はないのではないか。
なぜなら、水道管に塗布するエポキシ樹脂は防蝕塗装のためであるが、パイプテクターがその役割を担えるからである。
広瀬明子氏はなぜビスフェノールAについて言及しないのか
浦安市の広瀬明子議員はパイプテクターを外すべきだという主張を議会で繰り返し、ついには浦安市の公的な施設に設置されていたパイプテクターを取り外すこととなった。しかし、パイプテクターを外すということは、防蝕のためにエポキシ樹脂を塗装した水道管を使う必要があるのだろう。
それは、市民の健康に本当に悪影響は出ないのであろうか。厚生労働省も危険性を認識している化学物質があるにもかかわらず、そういったことを指摘せず、パイプテクターを外すことばかりに固執する広瀬明子議員は何を企んでいるのだろうか。
胎児に影響し、人口が減って喜ぶのは誰か
ここで、少し角度を変えて今回のことを見てみたい。ビスフェノールAが胎児に悪影響を及ぼせば、出生数が下がり続けている日本の人口はますます減少の一途をたどるであろう。そして、そうすれば日本の国力は下がり続けることになりかねない。
日本の国力が衰退することによって、得をするのは誰なのか。世の中は、常にだれかの思惑を背負って動いている。日本に敵対している国々は日本の国力が衰退すれば喜ぶだろう。日本と意見が対立している国はいくつかあるが、北朝鮮はその中でも敵対している国の一つと言えるかもしれない。
朝鮮総連と広瀬理夫氏の関係
北朝鮮と日本の関係で、存在を無視するわけにはいかないのが朝鮮総連である。
在日本朝鮮人総連合会のウィキペディアを見ると、「朝鮮総連は、北朝鮮を支持する在日朝鮮人のうち、主体思想を指導的指針として全ての活動、運動を展開しているとする人々で構成される団体。」とある。
そして、以前当ブログで広瀬明子議員の夫であると推測した広瀬理夫弁護士は朝鮮総連千葉県本部と関係していると疑われている。実際に、何がどう裏でつながっているのかは当人以外誰も知らない。しかし、いろいろな人や団体が繋がっていくのは確かなようだ。