毎日暑いですねぇ。

 

毎日のように熱中症警戒アラート。

 

吹いてくる風さえも熱風。

 

今年の夏はバイクに乗る勇気が湧きません・・・

 

まぁ趣味なので、無理しても楽しくないし、体調を大きく崩す危険を犯す必要もないしね。

 

でもバイクに触れてはいたい。

 

そこで、プチカスタムしてみました。

 

コンチネンタルGT650は僕にとって一番気に入ってるバイクです。

 

でも気になる点が無い訳ではありません。

 

それは純正オプションで装着しているシングルシート。

 

もちろんかっこいいんですよ!

 

でもすこ少しだけ気になる点があるんです。

 

 

 

 

 

横から見るとですね、

 

車体の長さに対して、シートがちょいと短いんですよ。

 

シングルシートなので当たり前なんですが、

 

フレームとのバランスが、気になってました。

 

これは当時のロッカーズが、タンデムシートのバイクをカフェレーサーカスタムする際、

 

軽量化と空気抵抗を減らすために前傾のポジションを取るための、

 

定番スタイルだったんです。

 

ですから、これは王道なのです。

 

しかし、中にはタンデムシートの後席にカウルだけ被せてシングル化している、

 

ロッカーズも大勢いました。

 

このコンチネンタルGT650にもタンデムシート用のカウルが、

 

オプション設定されてます。

 

ただ、ちょっとボリューム感がなく、ぺたっとした感じなので、

 

好みに合わなかったので買いませんでした。

 

でもなんとか僕好みにしたい。

 

ということで、色々とパーツを探してみたんですが、

 

元々カスタムパーツが少ない上に、価格も高い。

 

さらには、ちょっと好みに合わない。

 

そんな中、ひとつの方法を見出しました。

 

はっきり言って外し技、邪道かもしれません。

 

でもやっている人がいない訳ではない。

 

という事で、組んでみようと思いやってみました。

 

 

 

 

 

写真を撮る前に組んでしまったので、こんな写真になって申し訳ありません。

 

これはGT650の1つ前のモデル、コンチネンタルGT535の純正オプションだった、

 

タンデムシート用のシートカウルです。

 

適度なボリューム感もあり、腰部分にバックサポートも付いているので、

 

いい感じかなと思い、

 

オークションサイトで格安品を見つけ、購入しました。

 

果たしてうまく装着できるのか・・・

(ってもう装着しちゃってますがね)

 

 

 

 

 

GT535は単気筒のバイクで基本シングル仕様なので、

 

GT650よりも全長が短く、コンパクトな車体でした。

 

なのでテールライトのステーを逃すために、

 

写真のような切り欠きがあるんです。

 

器用で機材が揃っている方なら、ここをFRPなどで塞ぎ、

 

綺麗に塗装して仕上げるんでしょうけど、

 

僕にはそんな技術はございません!

 

やってくれる業者さんにお願いするという手もあるんですが、

 

そんな費用も掛けたくない。

 

ここはシートにタック押しされている、エンブレムが見えるようになっている、

 

という事で自分自身を納得させてます。

 

 

 

 

 

GT650に装着する際、カウル裏側にあるステーを切り落とす加工が必要になります。

 

プラスティックなので、金鋸を使えば1分ほどで簡単に切り落とせます。

 

そうすれば後ろが一杯に密着できるまでカウルを前に押し出せます。

 

しかしそれをすると本来付いている、固定ボルト用の穴が27ミリほどずれるので、

 

新たに穴を開ける必要があります。

 

これもドリルで簡単に開くので、全く難しくはないんです。

 

ただ本来の穴は残るので、気にせずに開けっぱなしにしておくが、

 

何か養生するかが必要になるんです。

 

先程の切り欠き同様、本来ならパテ埋めして塗装が正しい養生なんでしょうが、

 

僕にはそんな技術も根性もありません。

 

もうひとつの問題は、純正カラーが簡単に入手できない。

 

そこで考えました。

 

何かで穴を塞いじゃえ、と。

 

やっぱ英国発祥のロイヤルエンフィールドなので、

 

ユニオンジャックか何か、英国を感じる装飾を施せばいいのだと考え、

 

探していたら、ピッタリサイズのピンバッチを見つけたので、

 

それを入手して加工し、両面テープで貼っちゃいました。

 

こうして完成しました。

 

 

 

 

 

前から見るとこんな感じです。

 

バックサポートがクラシック感を演出していて、いい感じに思えます。

 

 

 

 

 

後ろから眺めると、こんな感じ。

 

フレームいっぱい近くまでカウルが伸びているので、タンクの形状とも相まって、

 

いい感じのボリューム感が出た気がします。

 

しかも大きすぎなのも、前モデル純正の良さではないかと。

 

色も同じロッカーレッドなので、違和感無しなのも嬉しい。

 

でも何かアクセントが欲しいなぁ。

 

タンクに貼ってあるレーシングストライプをカッティングシートなので延長し、

 

より一体感のあるデザインにしてしまおうかな。

 

ま、ちょっと暑すぎるので、後回しにします。

 

 

 

 

 

真横から見るとこんな感じ。

 

どうですか?

 

カウルが車体の長さに合っていて、自然なシルエットになった気がしませんか。

 

ちょっと比較してみましょう。

 

 

 

 

 

純正シングルシート&カウル。

 

タンデムシート&GT535カウル。

 

僕の感想として、車体の見た目の印象が伸びやかになったと思います。

 

ノートンタイプのタンク形状とカウルの形状も合っていて、

 

違和感無く収まっているんじゃないかなと。

 

何より、気に入ってしまいました。この形。

 

これまでの純正シングルシートの軽快な感じも好きなので、

 

これからは、気分で付け替えて乗れます。

 

ロイヤルエンフィールドの純正パーツは、

 

輸入車としては驚くほど安く、しかも高品質。

 

パーツによっては国産車のパーツよりも安いんですよ。

 

なので、こういう純正パーツを使った外し技カスタムも、

 

気兼ね無くトライできるのも魅力です。

 

まぁ邪道っちゃあ邪道なんですが、

 

いいです!楽しいので。

 

しかも思った以上に僕好みになったので、個人的には大成功のプチカスタムでした。

 

気温が平年並みに落ち着いたら、早朝ツーリングにで行こうかな。