今京都国立博物館では二つの特集展示が、平成知新館で開催中です。
七条通に面した博物館の南の壁に今回の特集展示の大きな看板。
現在旧館中の明治古都館。その手前にロダンの考える人。
三角破風には毘首羯磨(帝釈天の侍臣で、細工物や建築をつかさどる神)と技芸天(文芸や音楽の神様)。
こちらが平成知新館。
平成知新館の1階ロビーには、キャノンの綴りプロジェクトの作品。
キャノンの技術を利用して、貴重な文化財の高精細複製品を制作し、オリジナルの文化財をより良い環境で保存しながら、
その高精細複製品を有効活用することを目的としているとのこと。
なのでこんな明るいところに設置され、撮影もOKとなっています。
四季山水図屏風
韃靼人狩猟・打鞠図屏風
まず1階奥の「謎とき美術 最初の一歩」展へ。
なぜ松竹梅、鶴亀、龍虎、鶴亀、獅子と牡丹なのか、を考える機会になりますね。
こんなものも置いてありました。
そして2階の「百萬遍知恩寺の名宝」展
ここでもらったちらしはりっぱです。
ちらしの一面に載っている図は、中国美術の願輝筆蝦蟇鉄拐図。
ちょうど今バスに乗ったところがまさに「百万遍」でした。
この近くに武蔵、ビィアント、ハイライトなんていう店があってウロウロしていました。
確か南西角に第一勧業銀行があったっけ。
最初に京都で大学生になった時、知恩寺って知恩院の事かと思っていました。
まあ知恩院も、市バスの206系統に「知恩院前」というバス停があるので、その脇を通ってきたわけですが。
学生時代には秋の古本市以外に境内に入ることはなかったのですが、
こんなにいろいろの素晴らしい物を所蔵していたとは知りませんでした。
学生時代は余裕がなかったんですね。
「京都国立博物館だより」も置かれていました。