高円山の上に早朝、朝焼け。
1/7、朝から七草粥を作って食べ、(といっても七草全部は入っていません)
昼から大阪へ。
国立文楽劇場での初春文楽の夜の部の観劇です。
近鉄日本橋駅で歩き、すぐに地上へ出て、黒門市場を通って。
黒門市場内にはいろいろな店がありますが、
魚関係の店が目立ちますね。
店頭で焼いて食べることのできる店もたくさんあります。
しばらく行くと、国立文楽劇場が見えてきます。
劇場の前には門松や、
もうすぐはじまる「ちかえもん」の宣伝。
門松の餅花はほんまもんの御餅です。
劇場内に足を踏み入れると、そこには鏡餅や、
にらみ鯛や、
春日大社の宮司さんの揮毫による大凧の「申」の文字の額。
初めて見る文楽人形の大きなかしら。
初春文楽公演の絵看板。
文楽公演が行われる大劇場は二階にあります。
二階へ上る階段からみえる垂れ幕。
そうそう、昼の部は嶋大夫の引退興行ですね。
嶋大夫は現役で出演されている人間国宝。
他の存命中の人間国宝の浄瑠璃は、引退された住大夫さんだけ。
源大夫さん、人間国宝となったあとすぐに引退、逝去われましたね。
これは作り物の餅花。
劇場内に足を踏み入れます。
舞台上には、にらみ鯛と大凧。
床の上の御簾には注連飾り、
そして盆の上には鏡餅。
国性爺合戦のシーンのちらし。
「国性爺合戦」は、近松門左衛門作です。
劇場の前には門松や、
もうすぐはじまる「ちかえもん」の宣伝。
門松の餅花はほんまもんの御餅です。
劇場内に足を踏み入れると、そこには鏡餅や、
にらみ鯛や、
春日大社の宮司さんの揮毫による大凧の「申」の文字の額。
初めて見る文楽人形の大きなかしら。
初春文楽公演の絵看板。
文楽公演が行われる大劇場は二階にあります。
二階へ上る階段からみえる垂れ幕。
そうそう、昼の部は嶋大夫の引退興行ですね。
嶋大夫は現役で出演されている人間国宝。
他の存命中の人間国宝の浄瑠璃は、引退された住大夫さんだけ。
源大夫さん、人間国宝となったあとすぐに引退、逝去われましたね。
これは作り物の餅花。
劇場内に足を踏み入れます。
舞台上には、にらみ鯛と大凧。
床の上の御簾には注連飾り、
そして盆の上には鏡餅。
国性爺合戦のシーンのちらし。
「国性爺合戦」は、近松門左衛門作です。
全部で五段あるのですが、今回は一~三段が出ています。
エキゾチックな風俗を取り入れ、
日本と中国(明)を舞台とするスケールの大きな物語。
当時日本は鎖国していたということでもあり、
初演時(1715年)、17ヶ月ものロングランを記録したということです。
国性爺こと鄭成功は実在の人物です。
その父は明から日本に亡命、母は九州平戸の人。
このモデルを得て近松は自由奔放に物語を構成しています。
主人公の名は和藤内(わとうない)。
日本(和)でも中国(唐)でも無い→和唐無い→和藤内らしいです。
和籐内は両親とともに明の再興のために中国に渡り、
甘輝将軍と協力して勇ましく戦います。
甘輝の妻錦祥女は和籐内の父の娘で、和籐内の母は継母です。
明の敵韃靼国の武将である甘輝を見方にするべく、
錦祥女とその継母は自分たちの命を投げ出し、
甘輝はそれによって和籐内の家来となる、そういう話です。
次回の本公演は「妹背山婦女庭訓」の通しです。
2010年の四月文楽公演でも出ていますね。
あの時は人間国宝の住大夫、綱大夫も出演していて、
蓑助、文雀、勘十郎さんも出演されていましたね。
さて今回はどうなのでしょうか。