五条市内をウロウロと | やじのブログ

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残された人生を精一杯生きる。
残り3ヶ月と宣告されてもう8年。

新町通りを抜けると国道168号線。
左斜め前には「ナカコ醤油」店がありました。
昨日「金剛乃湯」のお土産コーナーでここの醤油ともろみを売っていましたね。



やじのブログ-ナカコ醤油店1 やじのブログ-ナカコ醤油店2

国道を左に折れ、少し歩くと栗山邸。
国の重要文化財らしいのですが、建築年代のわかっているものでは
日本最古の民家らしいです。
棟札に慶長12年と書かれているそうです。

屋根がすごいですね。
先ほどの栗山邸はこの栗山さんの分家のようです。

ここも内部は公開されていないそうですが、
広い土間、太い柱や梁が組まれているとか。


やじのブログ-栗山邸1 やじのブログ-栗山邸2

さらに歩くと「恵比寿神社」がひっそりと立っています。
恐らく帰省した孫の面倒を見ていると思われる女性が、
「昭和五十年頃までは、えべっさんでぎょうさん大川橋まで露天がでて
にぎわったんやけど、最近は一軒も出ませんねん。
子どもが減ったせいやろうな~。」
ということで、ここもどうも寂れてゆく運命にあるのかもしれません。


やじのブログ-恵比須神社

この神社から境内の中を右に折れると律宗宝樹山来迎院「講御堂寺」があります。
ここも弘法大師の開基だそうですが、
江戸時代中期栄雄阿闇梨が中興し唐招提寺の
末寺となっています。


今は有名な唐招提寺なのですが、廃仏毀釈などもあって、
薬師寺と同じく昭和の中ごろまで荒廃していました。
それを森本孝順師の努力により復興、
そして師は唐招提寺の長老に就任、
鑑真和上像の中国里帰りを実現し、そして130年ぶりに戒壇も復活しました。

その森本孝順師は1940年にこの寺の住職となり、以後この寺を自坊としました。

そのため、現在でもこのような表札が掲げられています。


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そのまま細い路地を進むと本陣交差点に出てきました。
リバーサードホテルに車を置いてあるので、そこまで歩いてゆくことに。


するとそこに行く途中の駐車場の向こうに立派な屋根と煙突が見えてきました。
地図をみてみると、どうもさきほど訪れた山本本家の裏の蔵のようです。


やじのブログ-山本本家1 やじのブログ-山本本家2

その蔵の一部は隠れ家的なダイニングバー「酒蔵レストランGIROCCO」として
営業がおこなわれているようです。
→http://alike.jp/restaurant/photo_item.htmltenant_id=863281&tenant_photo_id=9567


やじのブログ-酒蔵バー


途中の民家の軒先にはメダカが泳いでいました。

やじのブログ-メダカ