こんにちは。

昨夜更新できなかったです…また寝落ちしてました笑い泣き

ちょくちょく書いていますが、うちの母は毒親要素満載です。

しかも、天然ナチュラルに無自覚で自分の価値観が正しいと思っているからまた手に負えない…

中でも破壊力抜群だったのは「家族なのに(姉妹なのに)冷たい」でした。

このワードは長い年月、私の心の奥底にこびりついて私の思考や行動に影響を及ぼしていました。

そもそも客観的事実として、家族や兄弟姉妹だからといって必ずしも仲良くなれたり、全てが理解できたりするわけではありませんよね。

母はひとりっ子なこともあってか、そもそものその認識ができないようです。

「家族だから理解すべき、仲良くすべき」と言われ続けて育った私は子供の頃から自分の中の違和感を抑え、この「べき」に従おうとしてきました。

でも基本的に私は理解されている感覚はなく、一方的に理解し、寄り添うことを強要される側でした。

理由は「長女だから」。以上。

でも心の中では、私は母や弟妹の思考回路や価値観に寄り添えない、と感じていました。

でも気づかないようにしてきたんだと思います。

その結果、表面上は母の言葉通りに理解しているフリ、仲良くしているフリをしてきました。

この言葉は結婚してからさらに私を苦しめることになります。

結婚した当初、本来合わないタイプだった元夫の家族にも無理して合わせ、自分を抑えてでも理解しよう、仲良くなろうとしてしまいました。

そしてその努力は何一つ上手く報われることはありませんでした。

今思うと元夫家族もうちの母と同様に盲目的な「お母さんが正しい」という価値観で生きていました。

そこには自分の意思や意見を持つことは許されない空気が流れていました。

この時期に私は自分の違和感に気づきながら、それでも自分が悪いと思っていました。

「家族なのに仲良くなれない、寄り添えない自分かダメな人間。間違っているのは私。」

と感じていました。

この時点ではまだ母の言葉に縛られている認識はありませんでした…

その後、無理していたことに気づいてからは、元夫家族と顔を合わせることができなくなってしまいました。

そして関係性は改善することのないまま離婚。

元夫さんは自分の母の元に戻り(お父さんはすでに他界)今も一緒に暮らしています。

母の言葉の呪縛に気がついた私は、母も弟妹とも心の中では線を引いた関係性となっています。

「家族なのに冷たい」と言われても、理解できない自分を責めたり傷ついたりしなくなりました。

そして母に思うことは
「あなたは私に寄り添ってくれたの?」
です。

母の思いは独りよがりで一方的。
表面的には犠牲ですが、常に相手の気持ちは関係なく「私(母)が良かれと思ってそうした」です。

こういうタイプの人は本当の意味で人に寄り添う、ということは出来ないのでしょうね。

私はこのことを反面教師にして、我が子にだけは寄り添っていこうと努力しています。


あー京都行きたい。