こんにちは。

もう今週で10月も終わりですねー
あと2カ月と少しで2020年だなんて!
早い!早すぎる!笑い泣き


最近の振り返りに乗っかってあまり書いたことのない離婚にまつわる話です。

私は5年前に離婚したバツイチシングルです。


でも冷静になって思い出すと、元夫さんはやっぱり軽度のモラハラだったのだな、と思います。



「結婚前に分からなかったの?」とよく話題になりますが、たぶん分からないことがほとんどじゃないでしょうか?

モラハラは身近な人、身内に対して起きることが多く、結婚するまでは心の距離感が他人なので。

私の場合も他人のうちは優しく気を遣ってくれるいい人でした。

でも元夫さんは「常識」や「普通」という言葉を頻繁に使っていました。

当時の私もその手の言葉には敏感に反応してしまっていました。

ひとつ真に受けてしまうと、私にとっては普通ではないことも「普通」と言われて押し切られてしまいました。

また元夫さんの母親が自分を犠牲にして家族の世話を焼き、家事と仕事を完璧にこなす人でした。

元夫さんも義母さんもはっきり言わないものの、私にそうなることを求めてきました。

次第に私にはどんどん精神的な自由がなくなっていきました。

元夫さんや義母さんがどう思うかばかり気にして、他人軸によくある「主語が夫」という状態でした。

幼い子供を育てながらそうした状況に耐えられるほど、私の心は強くはありませんでした。

元夫さんに理解してもらおうと思えば思うほど、心の距離は離れていきました。

そうしたことが続いたある時期に、私の心はポッキリと折れてしまいました。

元夫さんとまともに会話もできず、心のシャッターが閉じてしまいました。

もうこれ以上頑張れない、というところまで来てしまったのでした。

当時の住まいは郊外で、近くに親しい友人もなく、SNSもしていなかったので手に入る情報も多くはありませんでした。

元夫さんと一緒にいるままで何かが変わるとは思えなかった。

その頃の私は気がつくと泣いている、そんな状態でした。

元夫さんと離れることしか私の楽になれる道はないと考えてしまいました。

離れた今なら元夫さんも「普通」に囚われて、振り回されていたんだろうな、と想像できます。

そこに引き寄せられた私にも他人軸という要因がありました。

互いに「誰かに認めて貰わなければ自分の価値はない」と考えていました。



いわゆる共依存です。





その後元夫さんから離れて、前向きな自分を取り戻すまでに3年くらいかかりました。

もちろん離婚せずに修復できるなら、その方が良いと思います。

でも私にとっての幸せは、元夫さんと一緒にいることでは見つけられないものでした。

おかげで今は、自分の足で立って人生を歩んでいるという実感があります。

私にとってのベストな道を選んだのです。

決断するまでは永遠に暗い日々が続くと思っていましたが、別れると決めたらブレることもなかった。

元夫さんの本心は永遠に謎のままですが…真顔