こんにちは。

何日か前の根本先生のこの記事
初めはスルーして読んでたんですが、時間差で流れ弾に撃ち抜かれました。

それは古い記憶が蘇るのに時間がかかったためです。

私の家は母が一人っ子で、母方の祖母は私の生まれる前に亡くなっていたため、父がマスオさん状態で母方の祖父と同居していました。

祖父はいわゆる「空気を読まず言いたいことを言う人」でした。

その祖父は私の幼い頃から私の容姿や勉強の出来を褒めてくれる人でした。

でもそれを横で聞いていた母が
「何言ってるの!普通。大したことない。あんまり褒めると調子に乗るから」
などと必ず否定してくるので、私はそれらの褒め言葉をまともに受け取ることがありませんでした。

いつからか自分の外見を好意的に見ることはできなくなり、思春期に過食してしまいました。

学校で普通に授業に出ているだけである程度できてしまった勉強も、学年が上がるとともにやらなくなりました。

これを深く考えたことはなかったのですが、
生まれつき持っているものや無意識にできてしまうことを否定して、受け取らない
という罪悪感だったようです。

妬みや意地悪を受けないために、目立つ要素をひとつずつ減らしていく努力をしてしまったのですね。

それくらい自分が周りから浮いていて、馴染まなければいけないと認識していたということです。

これを思い出したことで、
自分は本当に頑張って地球人になって(笑)生きようとして来たんだな。
大変だったね。
と優しくハグしてあげたい気持ちになりました。


最後に、私が20才になる前に亡くなった祖父にちゃんとお礼を言ってないことも思い出しました。


おじいちゃんありがとう。
褒めてくれて嬉しかったよ。
お礼を言うのがとても遅くなってごめんね。