7月4日 | お気楽ママのゆるりヨガレッスン

お気楽ママのゆるりヨガレッスン

"お母さんなんだからちゃんとしなきゃ!!"と完璧な育児を目指していたわたしが、からだを整えることで育児も日常もお気楽にこなせるようになりました♡

ゆるゆるヨガインストラクターの日々のつぶやき

マスターコース9日目のこの日は

母の命日でした



10年前のこの日

もう全身が痛くて

分からなくなるのが嫌だからと
拒否していたモルヒネを
何度も投与して

朦朧としながらも
母方の祖母や叔母が
仙台に到着するのを待って

全員が揃ってから

母は息を引き取りました



母は痛みの中で

寝るのが怖い。

と言いました

必ず起こすから大丈夫。

と声をかけました



息を引き取る直前

すーっと目を閉じていこうとする母に

何度も何度も

お母さん!!

と呼びかけました



3回くらい

目を開けなおして

でもその間にも足先から

だんだんと体温が抜けていって

とうとう呼びかけに応えられなくなって

みんなに見守られながら

ゆっくり目を閉じました



とてもとても悲しかった



だけど
10年前のわたしは
今よりももっと

拗ねて
自分を責めて
母の愛を信じられずにいたから

母が亡くなった時
悲しみと共に

ああ、もうこの人を怖がらなくて済む。

と、ホッとしました



あれから
ヨガに出会い
自分と向き合うことが
少しずつできるようになってきて


ある時


嫌われてたし
嫌いだと思ってた母のことを
大好きすぎて

でも母が

ものすごく頑張らないと
笑顔にならないから

1番を取らないと
褒めてもらえないから

それをできないわたしは愛してもらえないんだ

って


こんなに怒られるなんて
お母さんはわたしのこと嫌いに違いない
好きでいるのがしんどい
じゃあ嫌いってことにしよう


って
自分の大好きに
大嫌いで蓋をしたんだと
わかった



自分が

自分の中にある大好きに気づいた時

愛してるを認めた時


そして


母も私たちを愛していて

でも自分のやりたいことも沢山あって

理想が高くて

高すぎてその理想になかなか届かなくて

イライラしてたんだなぁと分かった時


盛大に泣いた




10年経ってもまだ

やっぱりお母さんに会いたい



拗ねていて言えなかった言葉を

つなげなかった手を

抱きしめられなかった身体を

もう

母とは満たすことができない



エネルギーでは側にいるとか

魂は死なないとか

慰めてくれる人がいるけど


やっぱり


肉体があるからできることってのがあって

肉体を使える時間は有限


そんな大事なことでさえも
日々のもろもろに追われて
すぐ忘れてしまうけど

思い出すたびに

ああ、躊躇ってる場合じゃないんだった。

拗ねてる場合じゃないんだった。

と、自分を奮い立たせる



何をしたいのか

どんな自分で生きたいのか


ごまかさずに
あきらめずに
正直に
自分を受け入れようと


思い直すのでした