実は長男と次男の間に幻の赤ちゃんがいた。
長男が1才2か月の頃、赤ちゃんができて大喜びした。
でも2回目の検診の時、「赤ちゃんが見えない、今回は流産です」
って…目の前が真っ暗になった。最初は子宮の中に胎のうと言う袋が見えてその中にだんだんあかちゃんがみえてくるんだけど、私の場合最初の時から袋が小さかったらしい。
手術をいつしますかとい話になり信じたくない私は、ぎりぎりまで待ってもらうよう先生にお願いした。3月の連休前のこと、「もしかしたら連休中に大出血するかもしれないので何かあったらすぐに連絡してください」って言われた。
もしかしたらあと1週間したら赤ちゃんが見えてくるかも。という淡い期待を抱いて過ごしてきたけど3連休の真っただ中の3月20日、朝から出血した。最初は少量だったので安静に過ごして1日が過ぎようとしたとき、長男が発熱した。39.3℃長男にとって人生初の高熱!!!近くに休日の救急があったので見てもらい薬をもらう。
解熱剤ももらっていたが元気だったので使用しなかった。
元気で食欲もあり晩御飯もパクパク食べていたその時、突然ひきつけた!!!
びっくりしてすぐにまた小児夜間救急へ。初めてのけいれんで本当にびっくりした。自分の出血なんかより長男のことが心配で心配で…。抗けいれん座薬を指してもらい一段落する頃には出血の量が増えてきて…。
長男を実家に預けて病院に行った。人間の体というのは自分にとっていらないものだと判断すると外に出そうとするらしい。自分の体とはいえ、自分の赤ちゃんをいらないものと判断したのが悲しくて仕方なかった。
病院で診察を受けると赤ちゃんがもう流れかかっているとのこと。すぐに手術になった。赤ちゃんは10分もしないうちにいなくなった…。
遅い時間だったので朝まで病院で過ごすことに…。赤ちゃんの泣き声が聞こえてきて本当に辛かった。
短い間だったけど私の中にいた赤ちゃん・・・ううん赤ポン(赤ポンと呼んでいた)一生忘れないからね。
いつかお空で会おうね。
今回は少々暗い内容なので、ブログで書くべきか迷ったけど、やっぱり忘れたくなかったので書きました。
スルーしてもらってもかまいません。
読んでくださった方ありがとうございました。