1月3日(火) 早朝

 

ネットで見つけた一番近い獣医さんに開院の30分前に到着。

早くも待合室付近にたくさんのわんちゃん猫ちゃんうさぎちゃん。

 

初診の手続きを無事に終えて、待合室で待機だったのですが

私は極度の動物アレルギー

(インコは大丈夫でした)

 

やはり中では過ごせず、外で待つことにした


しぐれをおなかの服の中にケースと湯たんぽごと抱えてだっこする。

心配で何度ものぞく。

 

立ちっぱなしで待つこと、、、、

2時間半でした。

 

ちょうどつま先の感覚がなくなったころやっと呼んでもらえた。


このとき待合室に入りきらない人が沢山いたため、外で待っていても大きな声で呼んでもらえた。


年始で予約制じゃないせいか次々しんどそうなわんちゃんがやってきました。

飼い主さんみんな心細そうに見えました。

 

夜中にお医者さんあてに様態を細かくしたためた手紙を渡す。

静かに読んでもらった後、診察。

 

お医者さんが慣れた手つきでしぐれの太ももをひぱった。

(この時しぐれがおしゃべりしてたのにはびっくりでした)

 

なんと昨日確認した時よりも付け根のほうまで赤くただれ、膿のようなものが固まっていた。

 

淡々と、今後の治療方針を説明された。

まずは化膿止めのシロップを飲ませてみて、それでも良くならないようなら注射を、、、

 

とのこと。

 

思い切って聞いた。

 

「この子はどうなりますか、、、足が治らなかったり、死んでしまう可能性はあるんでしょうか」

 

お医者さんは

「なんともいえません」

 

この何とも言えない理由は、小鳥の場合は火傷のけがよりもその傷口からの化膿や炎症、感染があり得るからとのこと。それが一番怖いということ。

傷の治り方もその子次第だということ。

 

また、もし感染となってきたら、その時初めて生きるか死ぬかになるということ。

現状でははっきり言えないとのこと。

 

 

うっかり泣いてしまいそうになった。

やはり大事に至る状況だったと認識させられた。

 

そしてしぐれの場合は温度が低かったのか

”火傷の程度はひどくないかもしれないけど、範囲が広い”

とのこと


 

範囲が広いとその分、感染経路も広い。

 

昨日はわからなかったけど、足先から付け根にかけて両足とも火傷していたのです

(これはのちに目に見えるようにわかることになる)

 

黙ってうつむいて何も言えない私を見て先生は

 

「はっきり言ってあげられないけど、とても元気そうに見えるし蹴る力も強い。餌もちゃんと食べてるなら大丈夫だと思うよ。でも様子がおかしくなったら注射も打ってみてまた様子見ましょうね」

 

と最後に言ってくださいました。

これは先生の優しさでしょう。

 

しぐれの名前の入った診察カードと

お薬のシロップをもらって帰宅。

 

 

そしてここから、しぐれの治療が始まるのでした。

 

 

化膿止めのシロップと注射の治療法があるとお医者さんに聞きましたが、化膿止めのシロップで完治を目指す方針でした


注射は100g以下の小鳥ではショック死を起こすこともあるそうなので、様子を見てケースバイケースといった感じでしたが二次感染による免疫の低下などがない限りは化膿が悪化しないようにまずは様子見です