あ~10月も終わる~!


コロナ感染が全国的に収まってきて

達和会も

通常の稽古会場が

借りられるようになりました。



このところ

ぶち合わせ太鼓の

宮昇殿、道化の部分を

稽古しています。



もともとの稽古場所

体育館のように

大胴を思い切り叩くわけには

いかないので

公民館のホールでの稽古は

大胴一台でできるもの

小太鼓が中心のもの

などになります





経験の少ないメンバーが

宮昇殿の大胴や小太鼓の口伝

道化の地打ちの

速いツックツックを

頑張っていました😄


音を感じる


三の丸での稽古のとき

屋台囃子の大胴を打っていて

ときどき

スコンと真ん中を打てる時がありました


Sさんの稽古のときで

「左手をしっかり打ち込んで

    ドコンという特徴的な口伝をもっと生かし          て!」

とアドバイスをもらい

いろいろ姿勢や位置、手の振り下ろし方など

意識してやっている中でのこと。



自分でも

ちょっとうれしいです。

Sさんにも

「意識すれば音が変わりますね」

と言ってもらえました。



水口の地をやっているときも

小太鼓の芯を打てたときは

音の響きが

全く違います



こんないい音のする太鼓なのに

ちゃんと打てなくてごめんね

という気持ちになります



べたっとした音になっている

とか

抜けるような音に

とか

よく言われるのですが


思っていても

うまくいかないこともあるし

時々

「あ、これかも!」

と思えることもあります




やはり

意識して取り組み続けることが大切ですね



前に

SさんとKちゃんで

三の丸で本囃子を稽古したときのこと



Sさんは

「もっと来い!もっともっと!

    こっちは受け止める覚悟はあるぞ!」

と言っているような下拍子でした


あまりのエネルギーに

上打ちが響かず

太鼓の表裏を変えてみると


これはまた全然違う印象に



こんなに音の印象は変わるんだなあと

改めて驚きました



口伝を覚えること

テンポをキープしていくこと

演目の流れを覚えることなど


基本的なことで

一杯いっぱいになりがちな

私たちですが(私、かな)


音をしっかり感じて

自分が出したい音をイメージし、

それを出せるようになりたいと思います



この前の稽古では

笛のKちゃんが

昇殿の前吹きの笛のことで、

「Sさんに、きれいに吹こうと思わず

    もっと力強く」

と言われたけど

どうすればいいんだろう?

と、

他の人と聞き比べたり

自分の笛の感想を聞いたり

集中して取り組んでいました


太鼓だけでなく

笛、鉦、音のでない提灯

そして私たちの体や表情も

全体で演目を形作っていくんだなと

思います




さあ、

いろいろ一杯になったときにも

そのことを忘れずに!

です