館林太鼓 達和会の
blogへ
ようこそ!


体育館が使用できず
ミーティングでお借りしている
公民館も使用できず


さみしい春です




でも
さみしいなんて
甘いことを言っていられない状況が
各地で起きていますよね


休校、休館の影響が
どこまで続くのか
とても心配です


新型コロナウィルス関連の
失業、倒産

逃げ場のないところにいる
子どもたちが
いるのではないか


パンデミックは
何としても避けたいけれど
今の事態が
すでに
非常事態という人が
たくさんいます






近くのスーパーでは
一気に壁一面が
空っぽになった
トイレットペーパー、ティッシュペーパー
それ以前の
マスク
果ては
納豆まで、、、





一体
この国は何なんだ!

と思いますが


それなりの理由は
どの人にもあるのでしょう






私は

トイレットペーパーは
いざとなったら
水で洗って布で拭く
とか
新聞紙とかコピー用紙とか
揉んでみるとか

何とかなるなあと
思っていましたが


これが
お店とかだったら
そういうわけにもいかないかも

また
「なんで、
    あらかじめ在庫を
    用意しておかなかったんだ!」
なんていうパワハラが起こるところも
あるかもしれません






先日
話題になっている本
『僕はイエローでホワイトでちょっとブルー』
を読みました。


イギリスに住む
アイルランド出身のおつれあいと
イギリス生まれの息子さんを育てている
ブレイディみかこさんの本です





その中で

大雪が降った日

ホームレスの人たちが
凍死しないように

支援するグループの人たちが
町を回っては
ホームレスの人たちを
連れてくる場面があります



そのセンターには

食料が必要だろうからと
家に余分にある食材を
持ってきてくれる人が
次々訪れます


近所のカフェが
路上生活者のために
スペースを作り

ボランティアセンターと
たくさんある食材
足りない食材を
融通しあいます




単純な比較はできないけど

何だろう、この違い?

と思わざるをえません


数日で消える雪と
ウィルスを一緒にするな
と言えば
それまでですが




どの国が
助け合いができて
どの国ができない
なんて
簡単には言えないけど



何か
大切なつながりが
この国からは
急速になくなりつつある
気がします



自分が困ったときは
だれかに
助けてもらえる


そう思えない社会が


人を
トイレットペーパーを買いに
走らせるのだと思う


(これは
  達和会の見解ではなく
   blog担当者の個人的なつぶやきです)