先週の土曜日の昼間のことだった。

親戚ご一行様で、めずらしくも1泊旅行に出かけようと支度をし、ちょっと買い物に出かけた空白の30分間・・・

帰ってみると、1人で留守番していた息子が「ワンコが血を吐いたあせる」と、報告した。

ゴミ箱を見ると、新聞紙に包まれた大量のティッシュが。

新聞の包みを開け、ティッシュを見ると、想像以上にたくさんの血を吐いたことがわかった。

急いで、血の付いたティッシュをビニール袋に入れ、ワンコを抱いて近くの獣医さんに。

吐血したのは、初めてだったから、「いったいどうして・・・」という思いでいっぱいだった。

エコーとレントゲン検査の後、先生曰く。

「うーん・・・胃壁がボコボコしてますねえガーン通常は、ツルンと見えるんですけど・・・。
それに胃の中に水がこんなに溜まっている。通常なら5分もすれば腸に流れていって見えないはずなんです。」

どうしてこんなことになってしまったのか・・・

先生 「考えられるのは、相当な強いショックなことがあtったとか、強いストレスを感じたか。それか
毒性のあるものを食べてしまって胃壁が急激に荒れてしまったか。または、爪楊枝や、骨を
食べてしまったか。
    何か思い当たることはありますか?」

ストレス?
けっこういつものほほんとしているように見えたウチのワンコ(9才のミニチュアダックスのオス)わんわん

知らないうちに変なものを食べてしまったのか。



ひとつだけ考えられることは・・・

その前の夜から、旅行のために大きなバックを取り出して支度を始めていた。

ワンコは、その様子を伺いながら、ソワソワして私や夫に付いて歩いた。

きっと勘付いてはいた、と思う。

わんわん 「この人たち、大きな荷物持って、しばらくいなくなっちゃうんだダウン

ワンコにとって、頼りにしている人がいなくなるのは、この上ないストレスだったかもしれない。

ワンコも人間と同じで、衝撃的なことがあると、1日で胃かいようになってしまうそうだ。

ワンコがそんな状態で、大変心配ではあったが、旅行を取りやめることはせず、入院させて、点滴で
「胃かいよう」の薬を入れながら、様子を診ていただくことになった。



・・・旅行1泊した朝、獣医さんから携帯に電話が。

「ワンコちゃん、元気になりましたよニコニコ 食欲もあるから少しずつ食べてます」と。

安心しました。薬が即効効いたようです。



帰ってくるとまっさきに病院に。

「ワンワンわんわんワンワンわんわん」うるさいくらいに元気のいいウチのワンコの声が!!



元気もあるし、食欲もありましたが、しばらくは人間でいうと「おかゆ」のようなやわらかい物を食べて
いましたが、ようやく本日から普通食。


ワンコは言葉で人間に気持ちを伝えることはできません。

もっとワンコの声や目で、気持ちもわかってあげる努力をしなくては、と感じた今回の一件でした。


それにしても、ワンコのエコーも人間と同じで、ジェルが塗られた小さな器械をお腹に当てて診るんですねえ。

エコー検査を受けながら、ワンコがちょっと気持ちよさげに、だけど心配そうに こっちを見ていた様子が
忘れられません黄色い花