訳 吉行淳之介
1984年9月初版。
井原西鶴が書いた本の現代語訳。
最初はなかなか頭に入らず、数十ページで一旦読むのを止めてしまった。
なので、二回か三回くらい、最初から読み返した。
ある時期から円滑に読み進められるようになった。
何故だろう。
慣れたからか。
中々面白く読んだけど、不思議な話ではある。
主人公が色々な女と性交し続けるんだけど、結局いつまでも独身に戻る。
結婚したり同棲したり、子供もできたりするんだけど、みな捨てて何処かへ行ってしまう。
なんとも自分勝手なことだ。
後半はひたすら遊郭で遊ぶ話が続く。
金で女を買う事ばかりが印象に残った。
今でいうと風俗ばかり行ってるような感じ。
昔の日本の文化にこういうことが刷り込まれているとしたら、今にも影響は残ってると思った。
訳者の淳之介も女嫌いの女たらしだったらしい。
類は友を呼ぶか。