名久井貞美 著

戦国時代を逞しく生きた女性達の活躍を記す。
興味有る分野でもあり、文章も読みやすく、面白く読了した。

第四章の最上藩駒姫は哀れだった。
豊臣秀次の側室になったが、運悪く、嫁いでから一度も秀次に会う事無く処刑されてしまった。享年15歳。

また、東北各藩の縦横無尽に張り巡らされた血縁関係も興味深い。
ほとんどの大名間で婚姻、姻戚関係が有るのだが、いざ合戦となると身内同士でも躊躇しない。

それにしても近代の資料には女性の記述が少ないらしい。名前が分からない人物も多々居た。

今とは随分違う世界だったのだ。