闇の狩人 (下)  池波正太郎著
 
 主人公の過去が明らかになるが、結局それを知る事無く円満に終わった。
 過去に関わった人と全く対峙しない作品は珍しい。こう言う話の展開はあまり見た事が無いと思う。
 土原の新兵衛を襲撃する所は、何故そこだと確信できたのかちょっと分かりにくかったが、武士の直感と言う物なのだろう。
 解説も合わせて上下で計八百ページ。なかなか読みごたえが有った。