<日時>2024年5月16日(木)

<会場>大宮 ソニックシティ大ホール

<演奏>
 ピアノ:辻井伸行
 指 揮:ドミンゴ・インドヤン
 演 奏:ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団

<プログラム>
 ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番
 ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番

 (アンコール)
 ・カプースチン:
   8つの演奏会用練習曲OP.40よりプレリュード
 ・ワーグナー/リスト編:
   エルザの大聖堂への行列
 ・リムスキー・コルサコフ:
   熊蜂の飛行


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盲目のピアニスト辻井伸行は、
録音でしか聞いたことはなかったのだが
ちょっと別格だと思い、

生で聴いてみたいと思っていた。

しかしソロリサイタルは発売と同時に売切れて
チケットが買えた試しがなかった.

今回は海外オケの協奏曲のため高価で、

しかも埼玉県の大宮なので
なんとか良い席を確保することができた。

辻井さんのピアノの音は太くて
ストレートに胸の奥に届くような音だった。

ソロの時は良く歌い、

そしてオーケストラと協奏するときは
オーケストラに溶け込むようで、

ロマンティックなラフマニノフを堪能した。

終わった時はスタンディングオベーション。

アンコールは切れの良いカプースチンの後、
静かなワーグナーではすすり泣きが聞こえていた。

 

 

アンコールのカプースチン