新橋演舞場
劇団新感線の「爆裂忠臣蔵」

明治座の忠臣蔵がとても良かったとブログに書いたが友達に勧めるならこっちかな?
とにかく分かりやすくて、パワフルで、笑いが多くて、歌や踊りがたくさん散りばめられていてミュージカルのよう。
それでいてドラマは感動的なストーリーになっている。
一番の見所は早乙女太一の殺陣。今まで見た中で一番キレとスピード感と華麗さのある殺陣で、さまざまな姿で現れ暴れまくる。特に姫の姿と、大きなマントを纏った姿の殺陣は見事だった。
2番目の見どころは小池栄子さんの演技とセリフの元気の良さ。
3番目は後ろに映像として現れる役者の守り神の木の花。
大河のべらぼうにも通じるが、幕府の厳しい統制下にあった芝居、庶民や芝居好き達が、忠臣蔵の内蔵助を女性に演じさせ、野外で演じることを通して自由を勝ち取ろうと奮闘する話。
忠臣蔵そのもの芝居は2幕目の途中からで、松の廊下と切腹の場と討ち入りだけを簡単にやるだけでうまい演出だった。
つけ足しのようだが向井理もスラリとカッコよかった。
髑髏城の七人をもじって吉良上野介が7人でて笑えた。

昨日の演劇「シャイニングな女たち」が
わかりにくくてセリフもいまいち聞き取りにくく、比べたら今日の忠臣蔵は満点!

終わって、振り返る
