ドバイレポートまとめ

小林慎一郎です。

昨日、グロリアスノアは
無事に北海道の
シュウジデイファームに着きました。

これで今回のドバイ遠征も無事終了したということで
ドバイレポートのまとめをしたいと思います。
先ず最初に今回の遠征について
沢山の応援メッセージ、
本当に有難うございました。

毎日あの沢山のメッセージを見て、
それを励みにがんばることができました。
ドバイ遠征が決まった時は
喜びしかありませんでした。
しかし競馬が近づくにつれ、
毎日その意味の重さが自分の中で
重量を増していきました。
考え出したら止まらなくなりそうな重圧感を抱えていた僕を
皆さんの応援メッセージが救ってくれました。

ドバイに着いてから競馬までの2週間、
僕は日記をつけました。
今、その日記を見返しながら
いろいろなことを思い出しています。

中でも一週前追い切り後
右トモに違和感があった時のことが
一番印象に残っています。
すぐ元に戻ったんですが
その後の調教内容で
池田さんと意見が
合わないことがありました。

そして最終追い切りです。
加減するかビッシリやるか。
ここで故障すると
全部が終わってしまう。
でもここまできたからには
納得いく仕上げで勝ちにいきたい。
お互いがお互いの思いが分かっているだけに
難しいところでしたが、
先生も池田さんも
最終的には僕に任せてくれました。
今までで一番緊張した追い切りでした。
無事に追い切りを終えたその晩
ホテル近くのベルギーカフェで
飲んだビールが
むっちゃんこ美味しかったのを覚えています。
影でマッサージなど
最大限のケアをしてくれていた
池田さんのおかげで
無事出走することができました。

今回の遠征ではその他にも通訳や
旅行会社の方々、
レーシングマネージャーの田中君、
細かい作業を手伝ってくれたインドとパキスタンの方々、
いろんな人のおかげで何の問題もなく本当にスムーズな遠征でした。

競馬の結果が4着だったので
あまり偉そうなことは言えませんが、
日本の馬が挑戦に行くというよりは
勝ちに行くという方が
遠征にあたり合っているような気がしました。

正直勝ちたかったです。

ただノアは本当に
いつものノアで良く頑張ってくれました。

こんな機会を与えて下さったオーナー。
矢作先生。
この遠征を人生に最大限生かします。
ありがとうございました。

毎日応援メッセージをくれた皆さん。
日本から応援してくれたみんな。
現地で温かい声をかけてくれた方々。

来年もノアとリベンジしたいです。
これからもノアのパートナーが
務まるよう頑張っていきます。


本当にありがとうございました。





これからもノアと慎一郎の応援
よろしくお願いいたします。