供養会 | 矢作厩舎オフィシャルブログ「よく稼ぎ、よく遊べ!」Powered by Ameba

供養会

最近DSの「ドラクエⅨ」にハマっている安藤貴英です。
さすがに一人旅では厳しいので、4人パーティー組んでいます。。^^;
甲斐さんや、慎ちゃん(小林J)もやっているので、
いつか通信してパーティー組んでみたいなって思ってます。


前回、僕の記事にコメントをくださった
☆フラワーさ     ☆いたみちさん
☆コウさん      ☆雅さん
☆MINMIさん      ☆Noriさん
☆hapihimeさん    ☆JUNさん
☆タイホーさん    ☆atumiwaさん
☆67期の恭兵さん   ☆dararan-529さん
☆seiさん
(ゴキブリの件に関してまた書きたいと思います)


たくさんのコメントと、そして心温まる温かい言葉に感謝します!
ニコニコ

今回は、先生の記事にも書いてありましたが、
亡くなったインペリオーソ号について書きたいと思います。


連絡があったのは、7月12日の夕方。
その日僕はレースがあったので、競馬場から厩舎に帰ってきたときに、
厩舎に先に戻ってきた渋田さんが血相を変えて言いました。


「インペリがヤバイみたい。。」


すぐに三重ホースからトレセンまで運ばれて、
獣医師による懸命な治療が施されました。
その時につきっきりで看病してくれていたのが渋田さんでした。

インペリは全身汗をびっしょりかいて
激しく前ガキをし、時に寝転んで苦しそうにもがいたり
非常に辛そうな状態でした。

そのなかで、
「インペリさあ、しんどいはずなのに、
 俺の顔を見たら1回だけ鳴く(いななく)んだよ。。
 その姿に俺もつい情がうつっちゃって。。。」

渋田さんのこの言葉が非常に印象深かったです。

インペリの容体は悪く、
渋田さんもつきっきりというのも限界があるので、
その後も栗東に残ったスタッフが
交代で、彼の治療や看病をしていきました。

しかし、なかなか良くならない容体と現状について、
今後の方針を先生、オーナーサイド、獣医師が
協議してある決定がくだされました。

15日の夜、先生から僕の所に電話がきました。
「非常に残念であるが、今の現状と今後について
 オーナー、獣医師と協議した結果、
 インペリを楽にさせてあげようと思う。
 立ち会いについては、
 今まで面倒を見てくれていたスタッフたちの心情を考えると
 辛いと思ったから、そちら(獣医師)にお願いしてもらいました。」


その10分後に渋田さんから連絡がきて
「なんでテキは俺に教えてくれなかったの!?」
と捲し立てられるように言われたのですが、
「先生からはこちらを気遣ってくれたみたいです」と伝えると、
先生の気持ちがすぐにわかる渋田さんは
「そうか、、、うん。わかった。ありがとう。」
とすぐに察知してくれました。

翌朝、インペリの入院馬房の後片付けに行きました。
今日の朝まではおるのかなあ?って淡い希望を持っていたのですが、
その中に彼の姿はなく、
やっぱりいないんだなあ…って現実を受け止めました。

その馬房の真ん中に一ケ所だけ大きなボロがあったんです。
「あれだけお腹が痛くてボロが出なかったのに、
 最後の最後で大きなの出したんだなあ」

って変な感慨に浸りながら後片付けをしました。。


その日のうちに、栗東に残った厩舎スタッフ、
ヒダカブリーダーズユニオンの番頭の長澤さん、
三重ホースの伊藤さんを交えて、
トレセン内の馬頭観音でインペリオーソの供養をしました。


そして昨日は先生の奥さんが主催で、
インペリの供養会をしました。

奥さんの音頭で献杯をし、
みんなでインペリの思い出や闘病のときについてなど
語った夜になりました。
その時の画像はこちら↓↓↓

供養会

ちょっと盛り上がりすぎて!?しまって
こんな画像ですが^^;汗


なかなかこういうことは伝えられにくいことだと思って、
今回書いてみました。
うまく伝えることができなかったかもしれませんが、
最後まで読んでくださったみなさん、
ありがとうございました。