馬のたて髪を結ぶ理由 | 矢作厩舎オフィシャルブログ「よく稼ぎ、よく遊べ!」Powered by Ameba

馬のたて髪を結ぶ理由

こんにちは。小林慎一郎です。
一昨日きていた質問にお答えします。

まずは、ウオッカさんのご質問から。
水曜日の帝王賞ですが、拝見しました。
僕の感想は、
今の大井の馬場は先行有利だなと思いましたね。
後方からの競馬だと厳しいように見えました。
当日の天候や馬場状態がどうなるのかは
なんとも言えませんが、参考になりましたよ。


次は、グリーン☆グラス♪さんのご質問について。
「競走馬の背中と鞍の間に塗ってある
 白い塗り薬みたいなもの」
というのは、馬の汗ですね。
パドックや馬場入場のときに白いのを見てのご質問と思いますが、
あれは馬が汗をかいているんです。

馬の汗が、鞍の内側でこすれると
空気と混ざって泡のようになるんですけど、
その泡が白くなるので
白い塗り薬のように見えてるだけなんですよ(^^)
わかりにくい説明でしたらすみません(汗)


あとは、Hapiさんのご質問にも。
馬のたて髪を部分的に結んでるのには、
ちゃんとした理由があるんですよ。
実は、たて髪が結んであると、
騎手にとって乗りやすくなるんです

手綱やムチを持ち替えるときに、たて髪がなびいていると
たまに邪魔だと感じてしまうことがあるんで(笑)

もちろん、オシャレとしての意味合いもあります。
矢作厩舎では
たて髪を結ぶときに使うリボンの色が
厩舎カラーの「赤」と「白」で決まってます。
2色のリボンを交互に結ぶと綺麗に見えますからね♪

(小林慎一郎)