レーシングマネージャー | 矢作厩舎オフィシャルブログ「よく稼ぎ、よく遊べ!」Powered by Ameba

レーシングマネージャー

たまには出走馬以外の話にも
ふれようと思います。

今日は僕の仕事
レーシングマネージャーについて
少しお話しますね。

僕の仕事は騎乗してもらう騎手の確保や
出走馬の番組選択です。

仕事の流れとして
まず騎手の確保についてですが
その馬の出走予定が早めにわかっていれば
1ヶ月前くらいに騎手を探しておきます。

ただ毎週、怪我や騎乗停止などで
騎手の状況がめまぐるしく変わるのが競馬。
すべて騎手を確保できたからといって
予定していた騎手が
乗れなくなる場合もありますので
そういう事態を想定した準備が必要です。

さらにウチの厩舎は関東圏での出走も多いこともあり
関東の騎手に依頼することも多々あります。
関東圏の競馬をチェックしていないと
そういった情報を見逃すこともあるので要注意ですね。

それからレースをみながら
どの騎手が今好調か、
どういう時に活躍しているかなどを
チェックしています。
成績だけならすぐわかりますが
勝ち鞍は目立っていないけど、
人気薄をいいところに持ってきている騎手や
活躍しているパターンがウチの厩舎の馬に合うかなどは
レースをみないとわかりません。

それから直前まで出走予定が立たず
騎手が決まらない場合は
レース当週の水曜木曜までに決定。
うちの厩舎得意の連闘の場合
あらかじめそれがわかっていれば
最初に頼むときに連闘もあることを伝えます。

続いてレース選択についてですが
水曜の夕方から木曜の昼までに
どのレースが一番勝算があるかを吟味し
それを先生に伝えます。

これがうまくハマって勝ったレースも多々ありますが
今週もおいしいところを狙って登録したレースに
強い馬が回ってきて苦しい戦いを強いられるケースもあります。

他の厩舎でもレーシングマネージャーがいるところもありますが
まだまだ専属で厩舎にいるのはごくわずか。

僕もこのレーシングマネジャーになりたての頃
自分の存在って本当に必要なのかなぁって
不安な気持ちもありましたが
先生の仕事があまりにも忙しいことを思うと
僕が少しでもその負担を軽減できてるのかなぁ
と思いました。

騎手やレース選択で
うまくいったとき
「うまくいったなぁ」
って先生に言ってもらえると
やっぱり嬉しいですね
(厳しいときも多いですが…)

僕自身このブログを通して
言葉で表現することで
考えがまとまり、整理もできるので
仕事の面でもブログは非常に役立っています。
今後もブログをがんばりますので
よろしくお願いします。