的場文男騎手は僕の憧れの人 | 矢作厩舎オフィシャルブログ「よく稼ぎ、よく遊べ!」Powered by Ameba

的場文男騎手は僕の憧れの人

皆さんこんばんは。渋田です。

月曜日に大井で先生と遭遇した話は
先生がブログに書いてましたので、
僕からは別の話を書きます。

この日、僕は大井競馬場で
的場文男騎手にお逢いしました。
実は、的場さんは僕の憧れの人なんです。
僕がこの世界に入ろうと思ったきっかけが
的場さんでした。

僕が初めて的場さんの騎乗を見たのは
23年くらい前だったかな?
当時、村上頼章さん(現調教師)が
大井に移籍して騎手になって
「今週、久々にいい馬に乗せてもらえるから見においで」
という連絡を受けた僕は、
当時後輩だった中竹和也調教師と2人で
大井まで応援にいったんです。
そのときは2人とも馬券を買わず、
純粋に見学でいきました。

残念ながら村上さんの馬は
2番人気で結果は3着だったんですけど、
そのとき異彩を放っていたのが
的場さんだったんですよ。
冗談でなく、一目惚れしてしまいました(笑)

そのとき僕はまだ24歳だったんですが、
「こんなにお客さんに説得できる騎手って他にいないな」
感じたんです。
的場さんの騎乗の迫力に圧倒されまして。
それ以来、ずっと的場さんの大ファンで、
的場さんが元気にレースで乗っている姿が
僕にとっていちばんの励みです。

騎手の的場さんと助手の僕は立場が違いますけど、
同じ馬に乗る人間として
僕もああいうハッスルな騎乗を
日頃の調教でしなきゃならないと思っています。

僕が今47歳なので、的場さんは当然年上ですが
的場さんは今でもキッチリ追ってくるし、
バンバン勝つし、第一線で活躍してますよね。
1年前には通算5500勝を達成されましたし。
この月曜日、久々に的場さんの騎乗を生で拝見して
本当にすごい騎手だなと改めて思いました。

うまたせ君ぬいぐるみを獲りにいったのも事実ですが(笑)
的場さんの騎乗を見たくて大井を訪れました。
そんな月曜日でした。

(渋田康弘)