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追いきりレポート

追いきり報告をします。

まず今週は馬場が非常に重たくて
各馬全体的に難しい調教になりました。

そのなかでもオセアニアボス
順調に追いきりをこなせた1頭。
持ち乗りの安藤助手が乗って、自分のペースで行って
坂路で終い12秒台でまとめたように
動きと状態は相変わらずいいですね。
今週こそチャンスだと思います。

シルクマイホームシーガルプリンセスは坂路で併せて追いきり。
僕はシーガルプリンセスの方に乗りました。
ちょっと馬場が悪いのを計算して道中スローで行って、
シーガルは上がり12.8秒でまとめました。
冒頭にも書いたように今週の馬場はさじ加減が難しくて、
馬場を気にしてスローで行くと全体的な時計が遅くなる傾向でした。
2頭とも調教しながら時計を詰めている段階。
今週デビューなのですが時計的なものが遅いので
実戦で変わってくれたらいいなと思います

イルトロヴァトーレジャグラーキングも坂路追いきり。
これも55秒台の併せ馬になったんですけど
イルトロヴァトーレに僕が乗り、ジャグラーキングに柿崎助手。
上がりが15.2秒かかったジャグラーキングの柿崎に
久々に先生の「お前、なに考えて乗ってるんだ!」という雷が…

上がりだけを活かす調教をしてほしいというオーダーと
ちょっと違う内容になっちゃったんですよね。
良馬場みたいなペースでスタートから13.7-13.0で行くと
この未勝利の馬にはこれくらい終いがかかっちゃう馬場だったので
難しい部分もありました。

怒られたのは柿崎ですが併せ馬で
僕の方に主導権があったので
柿崎への先生の怒りは僕に対してもあったはず。
連帯責任ですので、気をつけます。

あとジャグラーはもともと坂路調教での動きは地味な馬です
馬体重を維持してるし、変わりなく順調にきていますから
レースに対する不安はないと思います。

その後ろからマイディスカバリー
一緒に追走して上がったんですが
これはさすがの内容でしたね。
ゴール前も2頭をズバッと追い抜いていったし
やはりこの前の福島で内枠を引いて
ハナに行かせたら持ち味が出たように
スピードがある馬なので今回も楽しみです

デジャヴマホロバも坂路で併せ馬。
マホロバは相変わらず追ってからもたつくところがあるので
僕が乗ったデジャヴがフォローする感じで進めたんですけど
デジャヴ自体もゴール前で少し重たかったかな。
抜け出そうと思っても1馬身くらいしか抜け出せませんでした。
やっぱり叩き良化型だけに
まだ少し気持ちのほうが足りないかなと感じました

マリンフェスタは小林慎騎手が単走で坂路追いきり。
上がり重点の55秒で上がっていきました。
調教は動いてくれてるし、いい状態できています。
気分屋なところがありレースになると最後バタッと止まる傾向があるんですが
気分さえ向いてくれれば、結果を出してくれるはず。

最後にタカオセンチュリーですが
今日坂路で騎乗し連闘になっても心配ない状態です。
抽選を通るのが難しい状況ですし
今週除外でかねてから先生が凱旋門賞と並んで(!?)獲りたいと公言している
矢作川特別に行きたいという思いもあります。

今年もあと2週。
ラストスパートでいい結果が出るようにがんばります!