今日、人生で初めての手続きをしに警察署へ行った。
行くまでめちゃくちゃ緊張している私。
警察署だからと言って別に悪いことをしたわけでもなく、
ただ手続きに行くだけなのに。
警察署へ行く道すがら、
私はなぜこんなにも緊張しているのか、
何に対して緊張しているのか、
自己分析してみた。
発表会とかでは緊張しない私。
それはなぜか。
決められたことをするから。
やってきたことをやればよいから。
それがうまくいこうが、うまくいかなかろうが、
自分がやってきた結果はそれだからと言い切れるから。
そこは、人がどんな評価をしようが気にならない。
今回のように提出書類も決まっているから、
それを揃えて出せば良いだけであっても、
初めてのことであっているかは行ってみないとわからない、
となると異常に緊張する。
その場で「違います。」と言われてしまうことに、
恐れを感じているようだ。
「違う」＝「ダメ」＝「私がダメな人」
の公式が頭の中にある。
不備があったなら、揃え直せば良いだけのこと。
頭ではわかっている。
別に揃っていないから私がダメなわけではなく、
揃っていないから受理されないというだけのこと。
それは理解している、頭では。
それでも、頭なのか、心なのか理解できていない私がいる。
正しいというのか、正解というのか、
そこから外れてしまった自分はダメなのだと、自己否定に入る。
常に正解でないといけないと思っている。
正解を出せないことに恐れを感じている。
いつも正解を出さなきゃいけないって大変だな、と自分のことを慰めた。
そして「別にいいじゃん。また来れば。」
「失敗したら覚えておいて、次誰か知らなくて困ってる人に
教えてあげられるじゃん。」
と言い聞かせながら受付へ書類を提出したら、
あっさり受理された。
そんなもんだ。
結果はやってみないとわからない。
ダメだったら、やり直せばいい。
私がやろうとしていることは、いくらだってやり直せる。
まずはやってみよう。
なんかそんなふうに思った。
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