今日からアーユルヴェーダセラピストアドバンス講座

ピンダスウェダナからスタート。

ピンダスウェダナとは、温めたキリと呼ばれるハーブボールを

使って行われるアーユルヴェーダの発汗法。

 

 

まずは大量のハーブを煎るところから。

使うハーブは季節やクライアントの状態などによって

いろいろな組み合わせを考えて作る事ができる。

今回は、紘子先生チョイスの夏ヴァージョン。

ちょっと煎っているとハーブの良い香りが部屋中に広がって、

それだけでも癒される。

 

 

そこれからその煎った大量のハーブをミルにかける。

さらに香りが立ってくる。

それらのハーブを混ぜ合わせて布に包んでいき、

施術しやすいように取手も作り完成。

 

 

これを準備しておいてトリートメントしていくというのは、

まぁ手の込んだ事で。

「これやるとしたら大変だわ。」

というのがその時の正直な感想。

 

出来上がったハーブボールを温めたオイルに浸して、

温度を確かめながら体に当てていく。

 

これが、想像以上に気持ちが良い。

オイルに浸された布は手で触れているかのように滑らかであり、

手よりも温かく芯から温まっていく。

ホットストーンも気持ちが良いのだが、

こちらは骨や関節など局面にも体に沿って当てていけるところが違う。

 

意外とすぐに冷めてしまうので、

2つのハーブボールを温度を確認しながら交換していく。

あまり温め過ぎてしまうと焦げてしまうこともあったりするらしいので、

施術をしながら、もう1つを程よく温めて準備していくこともして、

と結構大変なトリートメントではあるけれど、

それだけの価値はある技術だと受けてみて感じた。

 

今回は、脚全面だけしか受けていないのに、

体全体がポカポカになり、それが持続する。

凝りやすい肩や冷えやすい腰回りとか当ててほしい、

とレッスン中なのに即やってほしいと思ってしまうくらいだった。

 

準備が大変なのは確かだけれど、

それだけの価値がある。

冬には本当に重宝される技術だと思うので、

練習を重ねて今年の冬にはメニュー化していこうと思う。

 

アーユルヴェーダって本当に奥が深い。

他にも新しい技術を学んでいけることに、ワクワクする。

自分も楽しみながら事が進んでいく。

それを周りの人も喜んでくれる。

こんな幸せなことってないよな。

ありがたい日々を送らせてもらっている。

全てのものにありがとう。