『自信』とは読んで字の如く、
自分を信じることで生まれる。
自信がないということは逆に言うと、
自分に疑いを持っているということ。
そう考えると、自信がないというのは、
とてもかわいそうなことだ。
自分でなく、他人に対して
「あの人には無理。できないよ。」
と決めつけている人がいたとしたら”ひどい”と思うだろう。
それを自分が自分に行っているということなのだから。
自信があるということは、
自分を大切にしているとも言える。
違和感を抱いている自分がいたとしても、
自分の気持ちを蔑ろにするという事がある。
それは自分の抱いた違和感に対して、疑いを持っているから。
自分ではなく、相手が正しいのだと思い込んでしまっているから。
自分の気持ちを蔑ろにしているのに、
自分を大切にしているとはいえない。
自分の気持ちに正直にいることで
あらゆることに対して、いろんな違和感や意見が浮かんでくる。
ただ意見＝文句と受け取られてしまうのではないか、
という不安や恐れが湧いてくることもある。
そういった場合は、自分も人からの意見を文句と捉えているということ。
ただ、自分の意見を言葉にしただけであって、
全てが文句や苦情であるわけではない。
そこに恐れを感じているうちは、
そのことに理解が及んでいないだけなのだ。
何がなんでも自分の意見を押し通そうとしてする発言は、
ワガママとなるが、そうではなく、
ただ自分の思いを言葉にするということは、
自分の意見に自信をもち、
自分自身を認められているという証拠。
自分たちの意思を言葉にしあい、
互いにそれに耳を傾け合う事ができたなら、
自分を大切にしつつ、相手を大切にしているということになる。
自分を大切にすることで、結果的には
人を大切にする事につながるのだ。
自信を持つためにはそれなりの努力は必要。
「これだけのことをやったのだから大丈夫」と思えるくらいの何か。
別にこれだけやったから絶対に大丈夫という
現実での確約はない。
ただ「やった」と言えるだけ自分を信じられるかどうか。
そこを相手の物差しで様子を伺っているようでは、
自信は生まれてこない。
現実的に、成功したか、しなかったではない。
努力した自分をどれだけ認められたかどうか。
自分を信じる事ができた時、行動が変わる。
自分は自分で良いのだと許可を下ろせる事が自信。
あなたは自分に許可を下せていますか？
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